元日本代表の戸田和幸さんを初めて見たのがいつだったのかはっきりしませんが、毎年一月に行われていた町田市立陸上競技場での「サッカーフェスティバル」でのことでした。
残念ながら、出ていたということ以外、ほとんど戸田さんの記憶がありません。
あの時はどんな髪型だったのでしょうか?
赤モヒカンという衝撃的な髪型で日韓ワールドカップのピッチに立っていた姿は怖そうで、近づき難い印象がありました。
町田出身だった戸田さんが、たった一年ではありましたが、FC町田ゼルビアでプレーしたことで印象も変わりましたが、もっとそれが変わったのは引退されたからのことでした。
ゼルビア時代は外から観ているだけの私にはその内面までは判りようがありませんでした。しかし解説者としてしゃべっているところを頻繁に聞くようになり、それまで知らなかったことを知るようになりました。
こんな落ち着いた話し方をするひとだったのか、こんなに論理的に分析が出来るひとだったのか、こんなに日本・海外と多くのチームや選手や選手について知識を持っているひとだったのか、と。
そんな戸田さんが、ジュニアユースのコーチとしてわれらがゼルビアに帰って来てくれました。非常勤とのことではありますが。
ジュニアユース世代というと2002年前後の生まれのはず。当然のことながらリアルタイムであのワールドカップを観た記憶はないことになります。
「これが戸田コーチの現役時代?」
子供たちがネットなどで赤モヒカンをした姿を見つけたら、これが自分たちのコーチなのかとびっくりすることでしょう。
2002年のピッチに立っていた戸田和幸と、現在解説者をしている戸田和幸は、本当に同一人物なのだろうか?
私だってそう思うことがあるんですからね(笑)
ゼルビアのジュニアユースで、良い選手を育てて下さい。そしていつかはトップチームで・・・
やはりそんな夢も見てしまいますね。
2016・3・30