お囃子、異国、カツサンド | ウサギ舎のブログ~バレエピアニストの日々~

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ウサギ舎です。バレエピアニストなんて仕事してます。作曲家です。たまに舞台で踊ってます。ウサギ舎バレエ伴奏ピアノ研究所主宰。まあ、見てやってくんなまし。 

昨日は
小唄の全体リハーサルでした


行ってきました初めての
春日會舘、総本山。




初めての、大勢でのリハーサル。
師匠だらけ、師範だらけ。
当然着物だらけ。
年齢層、高め。
もしかしたらあたし一番若かったかも。




初めての、鳴り物。

太鼓、笛、小鼓、大鼓、鉦。


あのさ。
鳴り物、いい。
感動した。


それまで、お座敷芸の小唄を劇場で演ることに、すこおし違和感があったのだけど。

お囃子が入って、すとんと納得した。
歌舞伎の音みたい。
一気に風景が浮かんで、歌の世界が変わった。

お囃子、鳴り物、いい。



あと
お囃子の、座した佇まいが、インドの寺院の楽団そっくりだった。
太鼓も笛も、シルクロードを渡ってきたのか。
三味線は、シタールか。小唄は、キールタンか。

もちろん、座して奏するのは世界中で日本とインドだけじゃないけど

こう、伝統音楽っていいなって思った。








はじめての、春日栄芝大師匠と対面。

って言ったってね、こっちはワンノブゼムだから。
目立たないよう、ちーーいさくなってましたよ。




はじめての、お弁当(振る舞われた)。

ミニ天丼にカツサンドって、ダブルで炭水化物&揚げ物やん。
小唄の業界の仕出しやお土産はこうなのか。
本番の弁当が楽しみだ。





緊張したというよりは
初めて尽くしでよくわからなかった。
なんか、異国へ旅したみたいで。


でも、大勢で唄うのも、お囃子も、とっても楽しくてワクワクした。
師範のみの合奏もあったが、質が全然違って、感動した。




日本人なのに、自分の国の伝統音楽やって異国を旅したみたいなんて変なの。




會舘近くの、寛永寺の桜。




明日は、初心者らしく。
師匠に教わったことを教わったとおりにできるよう、がんばろ。






お弁当楽しみ(←まだ言ってる)