わたしの宝石(アクチョールワークを終えて) | ウサギ舎のブログ~バレエピアニストの日々~

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ウサギ舎です。バレエピアニストなんて仕事してます。作曲家です。たまに舞台で踊ってます。ウサギ舎バレエ伴奏ピアノ研究所主宰。まあ、見てやってくんなまし。 

というわけで
まさかまさか本当に主催するとは思わなかったアクチョールワークショップが終わりました


スチョーピン先生。
内外にわたりお世話になった通訳の聖良先生、作品クラスを弾いていただいた高島先生、お手伝いいただいたKさん、Yさん。
コーディネートして下さった、奈良国際バレエ工房様。
そして生徒さんを快く参加させて下さった先生方、何よりも受講生の方、ありがとうございました!




面白かったねええ!!!




実は
この3日間で、気づいたというか新たに得たものがありまして
感謝とともに報告するので、聞いて下さいな



今回ほんとうに集客に苦労して
「アクチョール」なんて殆ど知られてない分野で初めての試みで

自分が赤字、いうより
ビジネスとして成り立たなきゃバレエやアクチョールの価値に対して申しわけないとか
参加者が少なかったらスチョーピン先生に申し訳ないとか


開始直前のあたしの頭のなかは、「お金」と「人数」のことでいっぱいだったんですね



ところが蓋をあけてみたら
いや、勿論人数は少なくて収支的には惨敗だったんだけど

受講生の方々を「上手い、初めてとは思えない、寄せ集めとも思えない」とすっっっっごく誉めていただいたんです。

事実、キッズも大人も、その集中力と「学びたい」というキラキラした瞳、素晴らしかったと思います。


丁度、開始前夜にスチョーピン先生から「教えていて一番悲しいのは、興味を持たない、積極的に学ばない生徒がいること」という話を伺ったところでした。
確かにバレエ教室主催の、そこの生徒は全員受講!みたいなワークだと、必ず何人かは「受講させられてる」生徒がいたりするものだけど

ウチのワークでは、そんな生徒一人もいなかった!!
当たり前だよね、よっっっっぽど強~~い興味のある人しか、結局参加してくれなかったんだもん(笑)。


「この(素晴らしい)参加者のひとたちをどこから集めたのか」とも聞かれました
すごく手前味噌になるんだけどさ、それには
「…類友かなっ♪」
なんて答えさせていただきましたよ
類は友を呼ぶ。
結局あたしの知り合い、友達、身内が参加者の多勢を占めたので、「こんなこと」がだーい好きな人々が集まっちゃったんですねえ…

量より、質。…ということ、心に沁みました。




キッズもね
人数少なかったんだけど

たった6人(←一番少なかった日)の子供たちを相手に、スチョーピン先生はテンション全開で教えてくれたんです

「重いものを引っ張る、押す」というエクササイズでは、大きな大きなスチョーピン先生自身を、子供一人一人に引っ張らせたりしてね(面白かったよねえ、子供たちは勿論、スタッフ、見学者全員で笑い転げたもんねえ)
他のエクササイズでも子供一人一人に声をかけ、触って身体を直し、まず尋常では考えられない丁寧さの、濃ーーーい授業になりました。


人数が少なかったら先生はやる気なくなっちゃうんじゃないか、なんて思ってたあたしが、恥ずかしい。
提供する「質」に人数は関係ない。そうあるべきだよね。



スチョーピン先生は勿論、色んな人、色んな出来事から「宝石のような瞬間」を貰ったような気がする

勿論、量より質とはいっても、人数増えなきゃどうしようもないので、それは今後改善するべき。
質を落とさずに、こういったワークが継続出来るよう、頑張ってみようと思います。


そうそう
半分義理?哀れんで?参加してくれた旧友たち!
ありがとね。
きっかけは「ヨーコかわいそうだから」だったかもしれないけど


「良かった」でしょ!!
内容、質、「良かった」でしょ!!
参加して「良かった」でしょ!!!(笑)




後編「彼の宝石」に続きます

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勿論真面目な写真もありますよー
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