うさばなし -536ページ目

ルクルについて追伸

どうやら、僕はブランドより料理の方が好きなようです。料理の文章の方が書いていて楽しい。いつか「ブランディング料理家??」に転向しようっと。

ルクルの件で、大事なことを書き忘れていた。ルクルは栄養価を逃さない。そのわけは、蒸したり、ゆでたりするときに、水をほとんど使わないで、短時間でできるからだと思う。これも言うまでもなく子どもの発育にいいでしょう、家庭でできる食育です。

栄養価は水(たとえばゆで汁の熱湯)に溶け出すらしい。ルクルは野菜を洗うときについた水滴で蒸せるし、ゆでるときも少量の水ですむので、そのまま盛り付けてしまえばいい。出来上がった野菜のうまさ(=甘さ)はこの栄養価と短時間調理に関係があるのかもしれない。

栄養に詳しい方がいたら、教えてください。

これらのことから、ルクルはエコに貢献できる、と言える。まず、間違いなく省エネです。湯を沸かさなくていいし、小・中火ですぐに沸点に達する。よって調理時間も短い。

さらに栄養価にとんだ熱湯を流しから川や海に投棄しなくてすむ、という点でもエコに貢献できると思う。

米のとぎ汁を流すことが、環境に悪いので無洗米を使っている方はたくさんいますね。この際、ルクルはいかがでしょうか。ここまで言うと、ルクルの回し者と疑われても仕方ないなあ。いえ、決してそうではありませんよ。

でも、本当に良くできたブランドですね、ルクルは。

ルクル運動

はい、やっぱ、ルクルはいいです。

この鶏肉料理は、でも、ルクルでなくともできます。ただしフライパンの底が凸凹になっていないと、猛烈に脂落ちするので、つらいことになるけど。

次回は、ルクル必の料理を紹介します。一人でも多くルクル党員を増やしたいと思います。いえ、リベートなどもらっていませんよ(笑)。

ルクルは高価だし、重く扱いにくい。ですが、一生ものです。ひょっとしたら、三代くらい使えるのでは。となると、安い買い物と言える。洗って拭くと気持ちよく新品同様に毎回戻ります。

つくった料理は抜群にうまい。野菜は特に甘くてうまく、手間も時間もかからない。子どもが野菜好きになると思う。食育の基本中の基ですね。

こういう貢献のあるブランドこそ、本当の意味でいいブランドなのでは、ないでしょうか。

ルクルーゼというブランド

両親の話から離れて、ちょっとブランドの話です。

気が向くと料理をしている、と書きました。僕は料理が好きで、広告をやらなかったら料理をやっていたかった、と思うくらいです。

最近のヒットはフランス製のお鍋、ルクルーゼを使った料理です。僕はルクルーゼを二つ持っています。ひとつは丸型のフライパンで油が下に落ちるように鉄板に何条もの凸凹があるものです。色はオレンジ。もうひとつは、中型の深鍋で色は黄緑。この深鍋の重さは、フランスの田舎の太ったおばさんにしか持ちきれないだろうな、と思わせます。初めて持ったとき手首を挫くって!と思わず叫びました。でも、この重さ(厚み)が、抜群にうまい料理を作ることがやってみてわかりました。

今日は、ブランドの話は止めてフライパンを使った料理を紹介します。豪快に鳥の胸肉を一枚使います。地鶏系のうまいものなら、言うことなし。これで3-4人分かな。切らずに裏表に軽く塩をして、中火で熱くしたルクルーゼ(この鍋はどれも強火禁止)に皮面からどかっと載せて、焦げ目がくっきりついたら、ひっくり返すだけ。皮面で、10分弱。反対面で20-30分くらい。厚み大きさで、適度に火力と時間を調整してほっておけばよい。蓋なしですよ。大体裏表で30-40分が目安(鶏は火が通りにくいですね)。できたら、大きめに切って食べるだけ。簡単!!薬味を、塩コショウ、にんにく醤油、ゆず胡椒(これは抜群に相性がいい)、わさび醤油など用意しておく。脂は不必要部分は全部、鍋にたまっているし、皮面はパリパリだし。う・ま・い!!!バタリーかハチ蜜系の重めの、よく冷えた白ワインが良く合います。わわわ、よだれが出る。

次回は、深鍋で作る、もやしのナムル。これがまたうまい!!