目的のために撰び取るときなのに
なぜ、目的のために排除しようとする
嫌忌し排除することで
願いが叶えられたとしても
そこから生み出されるものに
永続的な安らぎは望めない
今一度感じ取ってほしい
その動機は
その目的は
何に根ざし
何を叶えたいと願うのか
自分らしく
自己の資質を生かし
未来を創りなしていくために
他者を批判し
排除し
限られた宰領な世界で暮らせればいいのか
痛みは癒されなくてはならない
触れぬように目を背け
扉を閉ざし
囲い込んでみても
胸の内に宿る
恐れや嫌忌の心が
消え去ることはない
弱きものと自分を決めつけ
強きものと不要な憤りに力を借り
一体何を形にしようとしているのか
撰び取るならば
未来への愛に満ちた希望
誰もが等しく盛衰を繰り返し
命をつなぐ営みに繋がる自分の道
限られたものだけに与えられる特権など存在せず
時に応じた役割に光が当てられる
月の満ち欠けが伝えくる学びのように
削ぎ落とし新たにするのは
自身のこと
他を排除し切り離す理由が
エゴから発するものならば
姿形を変えて
再び襲いかかり繰り返されることだろう
気づいてほしい
戦わずに手に入れられるものがあることに
築いてほしい
智慧を生かし
誠の安らぎへと繋がる道を
目的の先に繋がる未来の光に
力を注ぐことにこそ
素晴らしい価値があるのだから