牡羊座の後半に進んでいた天王星が逆行。。。
理想と現実の両方を充実させるために
天空神ウラヌスは
自分の逸物から産み出された
アフロディーテの愛と豊かさを受け取り
傷ついたこころを癒しに向かう。
善き行いをして、人を助けて来たはずなのに
傷つき、打ち拉がれ報われずにいる人達がいる。
善かれとしての行いが、思わぬ事態を引き起こし
戸惑い、自信を失いかけている人達がいる。
新たな希望をもたらすためには
ゼウスの雷は頼りなく
アフロディーテの愛に委ねられているのだが
人々は魅了されるばかりで
真意には、なかなか気が付けない。
ヘリオスは、光に満ちた時間を産み出すために
クロノスに太陽の馬車の扱いを学びまもなく姿を現すだろう。
隠された富の神ハデスは、休息と平和のために
クロノスから解放され真の力を発揮し
大地の下に眠る全ての富をもたらす時を待っている。
レアの娘たちと古き女神たちは
新しい愛の具現化のための打ち合わせに忙しい。
アフロディーテの甘い誘惑は、彼女たちには必要く
大切に守るべきものが、結び、知恵を添え、開花し、
次ぎへとまた結び、
命の営みが永遠に続いていくことに専念しているようだ。
クロノスの妻レアは、夫が退陣し息子が跡を継ぐ手助けをした女神。
天空神ウラヌスと大地の女神ガイアの娘。
ゼウス、ヘラ、ポセイドン、ハデス、ヘスティア
名だたる神々の母。
ライオンの背に乗り、彼らの動向を見守りながら
今何を考えているのだろう。
Rhea riding lion, Athenian red-figure vase
Museum of Fine Arts Boston