百聞は一見にしかず | 坪井健太郎のブログ from スペインバルセロナ

坪井健太郎のブログ from スペインバルセロナ

2008年からバルセロナでサッカー指導者。プレサッカーチーム代表: サッカー指導者の育成アカデミーを運営。
オンラインコミュニティ「サッカーの新しい研究所」運営

最近ブログを更新していなかったので、お叱りを受けました(T▽T;)

すいません。


さて昨日はCLのファイナル。

わが町バルセロナは、セミファイナルでバルサが負けたため完全に人事のような雰囲気でした。

友人と行ったBARにもそんなにたくさんの人が集まっているわけでもなく…試合開始20分前くらいに到着しましたが、ガラガラでした。


試合は、433で前の3トップに早くボールを入れてそこから展開しようとするチェルシーと442でサイドからカウンターを仕掛けるマンU。

両者とも戦術的意図を持った戦いをしていて、尚且つパススピード、ボールコントロールの精度、攻守の切り替えの速さはハンパではないですね。しかも簡単にボールを失わないところや、とんでもないスピードの楔のパスをしっかりとコントロール出来るのは本当にやばいですね。

改めて基礎の大切さを認識させられます。


あのレベルはもちろんトップのトップレベルであり、我々育成年代の指導者はどうすればあのレベルのサッカーを披露できる個人の育成ができるかを考えなければいけないと思います。

「すごい!」で終わらせてしまえば、何も進歩はありませんから…


上と比べて何ができて、何が出来ないのかをはっきりとさせ、なぜ出来ないのかを理解する。

そうすれば、あとはその問題を解決する。


スペインへ来て、少なくとも日本では見ることのできない試合を見ることが出来ています。

そこで思ったのが、「やはり実際に見たほうがよりわかりやすい」ということです。

違いを目の辺りにすることができます。

キックの音・体をぶつける音・日本とは違う観客の声援…


このような環境でサッカーを勉強できていることに感謝をしなければいけませんね。

早く、指導の現場に立って更なる勉強をしなければいけないとも感じています。