4月もあっという間に3週目が終わります。

札幌はまだ、最高気温10度以下の日が続いています。

早く暖かくなって欲しいですね。


さて今日は平均台の運動遊びの応用編です。


平均台遊びはバランス感覚を養う以外にも『全身の力』をつける事が出来ます。

その一部を紹介します。


平均台の上で『V字バランス』

結構力使います。

※難しい子は手を平均台についたり、身体を支えてあげましょう。



平均台の下をくぐる。


腹ばいで前進。

腕で身体を引き付け、足の指で床を後ろに押しながら進みます。

脚や腕の力が付きます。


※足の指を床に付けれない子には、後ろから手を添えて教えてあげましょう。


・『蛇のようにのっそりゆっくりと動く』

ゆっくり動くことで筋力アップ!!

・『トカゲの様にシュシュっとかげと素早く動く』

素早く動くこと素早さアップ!!
などなど動きに変化を付けると違った効果があります。



次、

腹ばい前進の進化系

平均台におなかを付けて進みます。

『はらぺこあお虫さん』になるよ。というとイメージしやすいです。

腕で身体をグッと『引き付ける』

平均台の横をググッと『足の裏で押しながら進む』


腕で身体を引き付ける、足で押すなどの動きは

先程の『平均台くぐり』の動きと似ていますね。

※なかなか前に進めない子は、先程の腹ばい遊びをしたり、

身体を支えて、負荷を軽くしてあげましょう。


※大人の男性がやると大事な個所(○○○)が擦れて痛いので気を付けましょう。えっ



レベルアップしますよ~


坂道を登ります。

傾斜が出来たことでさらに運動強度が増します。

平らな面を進むコツを覚えたらドンドン行けます。

※もし簡単に出来たら足を使わず腕だけで登ってみましょう。



腕の力だけが頼りです。



さらに傾斜を付けます。

四足で進んでいます。

落ちないようにバランスを取りつつ、

両手、両足でしっかり身体を支えます。


さらに傾斜がつきました。

足の裏ででしっかりと平均台を押さないとすべりおちてしまいます。

腕で身体を引き付けながら登ります。

結構キツそうですが、

慣れれば、
グググィ~と登ります。

降りるときがシューっと楽しいので何度も登ります。



なんと、さらに傾けます。


もうほとんど木登り状態です。


※最初は平均台につかまって

『セミ』になり、ミーンミーンと耐えるイメージで練習をしましょう。


ここまでの傾斜になるとさすがに難しいです。

身体を支える等して少しずつ上を目指しましょう。

ここまで頑張れっという目印をつけると良い。


注意:横で平均台を支えていないと危ないです。


実はこの運動は、木登り、綱登りや棒登りの練習になります。

両腕、両足で自分の身体を支える力(要するに全身の筋力)を養います。

幼稚園や保育園の取り組みで『棒登り』をしているところがありますが、

出来ない子はこうして少しずつ傾斜を付けて練習するといいですね。



4回にわたって平均台遊びを紹介しましたが、これらの他にも

まだまだたくさんの運動があります。


平均台遊びその1  

平均台遊びその2
平均台遊びその3


これ以上紹介したら僕の仕事が

なくなってしまうのでこれぐらいにしておきます。

ともかく、平均台一つでも、バランス感覚、筋力、俊敏性など

たくさんの能力を鍛えられます。


『一家に一台、平均台!!』を世界に向けて推奨しようかな。と思うぐらい

平均台って使い方次第で、実はとても優れた遊具なんです。



まとめ

バランスを保つ事や、自分の身体を支える力などは、

生涯においてとても重要な運動能力です。


※この能力が欠けていると・・・

・すぐ転んでけがをする。

・運動をしない人になってしまう。

・何かスポーツを始めようと思っても上達できない→つまらない・・・→

結局、身体を動かさない・・・

などなど健康面にも問題が生じます。



ですから、小さいうちに、楽しく身体を動かす。

この平均台遊び例のように色々な運動遊びで

身体を上手に使う力を身につける事がかなり大事だという事です。



『平均台を作りたいけど、作り方がわからない』という方がいましたら、

メッセージなり連絡頂けたらお教えします!!


毎度長くなってしまい申し訳ありません・・・

誰かのお役にたっていれば、幸いです。


おしまい。


ごきげんよぉ、さようなら。