新年のご挨拶  小さきものの、いのちの息づかいを聴きながら…… | 左藤無憂樹―生きる命をつなぐ蓮の絲……

左藤無憂樹―生きる命をつなぐ蓮の絲……

この流転する娑婆世界に、重荷を背負いながらも、
懸命に道を尋ねる心魂に、微細ではあっても、
生きる命をつなぐ蓮の絲……。

然(さ)ればこそ、
生きているよろこびも、心を塞ぐ哀しみも……
ともどもに、心にとどめて、
この娑婆世の道を歩いております……。

2024年(令和6年)元旦-455号

 

 

 

 

 

この度の能登半島地震……

言葉も出ません……

 

石川、富山、そして福井……

第二のふるさととも親しんでおりました。

四大不調のゆえ、桜の咲くころに、

独りで、杖を頼りに訪れるつもりでおりました。

少しばかり、お休みをさせてくださいますよう。不乙

 

 

 

 

2024年元旦

 

 

 

皆さまには

 

お健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます

旧年中はひとかたならぬ

 

ご縁を賜りましてありがとうございました

どうぞ新しい年が

 

幸多き夢と希望の年になりますよう

皆さまのご健勝とご多幸を心よりお祈りいたします


        令和六年(2024年)元旦 合掌





弓射るや


曙に染む


あらたまの


天つ御空の


明星に祈り

 

2024年 元旦 詠





2023年7月 京都府立植物園にて



どちら様とも存じ上げないままに、

皆さまには、

 

形に現せない尊いおこころを頂戴いたしました。

言葉に尽くせぬ憶いでございます。 



相変わらずの拙文、

 

憶うがままに綴ってまいりました。

 私は、道々の途中に拾い集めた、

形にならないものを、この頭陀袋にいっぱい詰めて、


四季の折々に、空を流れゆく雲や、

小さな小川の、

ゆるやかに流れる澄んだ微かな水の音や、

この娑婆世を紡ぐ、


森羅万象の、小さきものの、

 

いのちの息づかいを聴きながら、

 

 

たわまぬ節を心の柱として、

蝸牛の歩みで、

眼の前に続く道を歩いている最中です。 拜