ちょっとびっくりした出来事
先日の読売新聞。
雑誌について編集長が語る、という連載広告が載ってました。
今回は、集英社の「マリソル」
ふむふむ・・・・・
・・・・えっ
「女っぷり」の言葉にマーク。
○の中にRが入ってるのは、「コレは登録商標です」っていうシルシ。
「女っぷり」が、登録商標?
つまり、マリソルでしか使えないコトバに??
本文を読んだところ、「マリソル」は「女っぷり」という言葉をテーマにしていて
今年、商標登録をしたそうです。
「女っぷりプロジェクト」などの名称として使っていくそうです。
なるほどー。
その雑誌の“代名詞”となる言葉は確かにありますね。
たとえば、レオンの“チョイ悪”とか。
これはレオンがキーワードとして使い始めて、流行語にもなりました。
でもーー、
「女っぷり」っは、すでにいろんな女性誌で使われていて、タイトルとかキャッチコピーでよく見かけてました。
それを商標登録するというのは驚きですし、
申請して認可されたというのも、もっと驚き。
“よく使われている言葉”は認可されないと思っていたので。
これで、ほかの雑誌では「女っぷり」という言葉が使えなくなります。
というか、「これはマリソルの登録商標」と知れば使わなくなります。
言葉の“独り占め”となるわけなので
オリジナルとして創り出した言葉なら致し方ないけれど・・・
うーむー。
個人的には、原稿でほとんど使わない言葉なので問題ないけれど
雑誌でよく使われている言葉でも登録されてしまうというのは、怖さを感じます。
先月、企業の商標登録によって、使えなくなる言葉ができて原稿書きに影響する件を記事化しましたが
↓
「原稿に使えなくなるコトバ」
http://ameblo.jp/uminoyuriko/entry-12061884021.html
雑誌を作る側でやるとは、予想外でした。
こういう傾向が広まりませんように