北関東・東北・北海道・上信越 編 ~北へ~(1)1日目①は、→こちら
笠石神社(国宝 那須国造碑)参拝に続き訪れたのは、那須神社です。



栃木県北部の大田原市南金丸に鎮座します那須神社は、その場所から
金丸八幡宮とも呼ばれており、那須氏の崇敬篤く、那須氏宗家の没落後は
その配下にあった黒羽藩大関家の氏神として保護されてきました。

那須与一公が源平屋島の戦いで扇の的を弓矢で射落とす際、
「南無八幡大菩薩・・・」と、念じた神社とも伝えられています。
「南無八幡大菩薩、わが国の神明、日光権現、宇都宮、那須の湯泉大明神、願はくはあの扇のまん中射させて賜ばせたまへ。これを射損ずるものならば弓切り折り自害して人に再び面を向かふべからず。いま一度本国へ迎へんとおぼし召さばこの矢はづさせたまふな。-与一公の言葉-



仁徳天皇(313~399年)時代の創立で、さらに延暦年中(782~806年)に
征夷大将軍坂上田村麻呂が応神天皇を祀って八幡宮にしたと伝わります。

石橋を渡り、三間一戸楼門、入母屋造、銅板葺の
楼門(重要文化財)をくぐります。


寛永19年(1642)大関高増により再建



天井画も見事です。







拝殿側から見た楼門
つづく