LOVERS | キネマの天地 ~映画雑食主義~

キネマの天地 ~映画雑食主義~

レンタルビデオ鑑賞日誌



(ほぼ)一日一本のペースで映画の感想を書いてます。

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内容:西暦859年、唐代の中国で、朝廷は反乱軍最大の『飛刀門』撲滅を画策。官史の金と瀏に、指導者を10日以内に捕らえるように命ずる。飛刀門の娘と思われる小妹は目が不自由で、金は反乱戦士を装い小妹に接近。捕らえられた彼女を救出するふりして、敵のアジトまで導かせようと企むが、旅の途中でふたりの心はひかれあってしまう。(Amazonより)


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はい!先日の「HERO」 に続いてチャン・イーモウ 作の歴史アクション映画を借りてまいりました、2004年製作「LOVERS」です。




唐の大中13年、凡庸な皇帝と政治の腐敗から各地に叛乱勢力が台頭。その最大勢力「飛刀門」討伐の命を受けた県の捕吏・劉は、前頭目の娘と目される盲目の踊り子・小妹を捕える。口を割らない小妹に対し、劉は同僚の捕吏で武芸の達人である金とともに、ある計略を謀る。それは身分を偽った金が小妹を救い出し、その信頼を得て飛刀門の拠点に潜入するというものだった。目論見通り、小妹は金との逃避行を開始。劉も金と密通しながら2人の後を追う。だが3人の行く手には、それぞれの思惑と愛憎が絡む宿命の物語が待ち構えていた…。(goo映画より)




コレ、本当だったらもっと以前にとっくに観てる筈の作品なんですよねぇ。

監督はチャン・イーモウだし、キャストは金城武 アンディ・ラウ チャン・ツィイー だし。

ワタシにとってこのメンツは好きな具材しか入ってないお弁当みたいなものですよ!(ノ゚ο゚)ノ


…なのに、にも関わらず今の今まで観ないままでいた理由、それはもうひとつだけですね、

「“ワイヤーアクション系歴史超大作”が大の苦手だから」。これのみ。


…で、まぁ「レッドクリフ」のDVDも出たことだしいいかげんコレ系も観てみるか~~と

重い腰を上げたワケですな。これからちょっとの間、週一本ペースでコレ系が続くと

思いますのでお付き合いください。<(_ _)>







さて、では感想といきますか。












キネマの天地 ~映画雑食主義~-チャン・ツィイー





キネマの天地 ~映画雑食主義~-チャン・ツィイー2



キネマの天地 ~映画雑食主義~-チャン・ツィイー3





チャン・ツィイーが美しいぃぃぃぃぃぃぃっっっ!!!!!(ノ゚ο゚)ノビューティホーー!!!





以上!!!






…いや、マジでそれだけで十分ッス!!

ストーリーがトホホでも全然構わないッス!!!(ォィ

チャン・ツィイーを観るためだけにDVD買っちゃいそうな勢いッス!!!!(/ω\)



ストーリーは、ハッキリ言ってダメダメでした。キャラクターの行動選択の理由が雑で

感情移入できないし、話の肝であるはずの“どんでん返しの連続”も、

残念ながら最初から読めてしまいました。ってか、あの原題はどうなんだろう?

あの四字熟語を知ってる人には一発で内容を想像できちゃうと思うんだけど。。。(-"-;A



ただ「HERO」よりも良かったのは、まず何よりチャン・ツィイーがイッパイ出てたこと(笑)

アッチではそんなに出番多くなかったですからね~、今回は主役級だった分、

存分に彼女の美しさを堪能できました。

ただ繰り返し出てくる“なんちゃってセクシーショット”はむしろ余計だったかなぁ、

毎度毎度肩と背中までしか出さないから、むしろ作為を強く感じてしまいましたよ。

「あ、これ以上はNGなのね」って。 別に彼女にセクシーさは期待して

ないんですけどねぇ、ってそりゃワタシの嗜好の問題か(;^_^A



それからもうひとつの良かった点、それはワタシが大いに苦手とするワイヤーアクションが

控えめだったことですね。金城君にしろアンディにしろチャン・ツィイーにしろ

アクションシーンは非常に多いのですが、ワイヤーアクションがてんこ盛りだった「HERO」と

違って殺陣が中心だったので、素直に楽しめましたよ。

…まぁ竹林で飛び回ってる刺客達にはやっぱり笑っちゃったけど(笑)



あとまぁ不満だったのは、アンディ・ラウの扱いかなぁ。

金城君はともかくとしても、アンディのあの役はちょっと酷すぎるんじゃないかぁ?

正直、よく引き受けたなと思いますよ。(-"-;A



総評。

「映画」としては全くオススメ出来ません。その点は「HERO」と同様。

ただ、チャン・ツィイーを観るためならばコレは最高の作品でしょうね~~!ヘ(゚∀゚*)ノ

いやぁ、いい目の保養になりましたっと♪(///∇//)

以上、チャン・ツィイー礼賛記事でした(笑)