ナインスパインスティックルバックを釣った後、マミチョグがいるというニューブランズウィック州のリージョン4内の池に移動し、最初に釣ったのが本種バンディドキリーフィッシュだった。その後すぐにマミチョグを釣り上げるまではマミチョグだと思っていた。

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初めて釣ったバンディドキリーフィッシュ


オンタリオ州に住んでいた頃から機会ある毎に探しまわり、特にブリティッシュコロンビア州に引っ越しが決まった 2005 年の秋にはオンタリオ州内でのきりのいい 80 種を目指してオンタリオ湖東部の支流などで挑戦したものの見つけられなかったという思い出のある魚種だったが、ついに見つけることができた。

カダヤシ目フンドゥルス科フンドゥルス属。最大全長 13 センチ。体側のバンドの数は個体によって10 本から 20 本程度とバリエーションがあり、またオスの方がバンド数が多く幅も広い。湖の波の穏やかで浅い岸の近く、池、流れの緩いストリームなどの砂礫底で大型水生植物が点在する環境を好む。低酸素や 38 度までの高水温に耐性があり、濁りにはやや耐性がある。また広い塩分濃度に適応する。通常群で行動し、昼行性である。適水温21度。無脊椎動物およびプランクトン食性。カナダではノバスコシア州からオンタリオ州にかけてと、マニトバ州の一部に分布する。

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婚姻色の出たオスのバンディドキリーフィッシュ。2012 年6月オンタリオ州ボブズレイク近くの池にて。



バンディドキリーフィッシュのハビタット。ニューブランズウィック州。