神戸新聞杯&オールカマーのGIトライアル回顧! | 必勝!岡井塾ブログ

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GI的中に向けて今週のトライアル重賞を振り返り、GIの狙い馬をチェックして参りましょう!

 
まず神戸新聞杯を見て参りましょう!

 

▼サートゥルナーリア(1番人気1着)

スタートで少しバランスを崩したものの、問題なく、スッと2番手へ。スローでも折り合いはついていましたし、直線に向いて楽々と突き放して、ノーステッキで3馬身差の完勝でした。距離を克服したのは今後に向けての大収穫。もしルメール騎手から乗り替わったときはまた折り合い面など不安も出るかもしれまんが、世代No1の実力を見せた格好で、古馬GIでも主役を晴れるだけのポテンシャルの高さを感じる走りでした!

 

▼ヴェロックス(2番人気2着)

道中は好位の馬群の中を追走も勝ち馬と比べて、やや力み気味。直線で追い出してからも離される一方で完敗の2着でした。勝ち馬のいない菊花賞は当然有力の1頭ですが、頭の高い走りは相変わらずで、好走しても何かにやられてしまう可能性は考慮したいです。

 

▼ワールドプレミア(3番人気3着)

後方で直線勝負に賭け、上がり最速タイの32秒3で3着。休み明けで上積みが見込めそうな仕上げでしたし、2着のヴェロックスとの差を考えれば、本番で逆転勝利も可能と感じさせる内容で、菊花賞では大変楽しみな1頭です!

 

4着以下ではレッドジェニアル(4着)が前哨戦で格好をつける内容。プラス12キロで余裕のある仕上げだったので、本番でも押さえは必要でしょう。新興勢力組は全て5着以下で、セントライト記念の結果を見ても菊花賞は春の勢力と大きな変化がないとなりそうです!

 

 

続いて天皇賞(秋)の前哨戦・オールカマー

 

▼スティッフェリオ(4番人気1着)

スタートを決めてハナへ。1000m通過は1分1秒8と遅い流れとはいえ、極端にペースを落とさず、上がりもキッチリまとめて、まんまと逃げ切り勝ちを収めました。小回りが得意な馬のうえ、今回は作戦がハマった印象。秋の東京GIでは適している舞台とはいえないだけに大仕事をするにはややパンチ不足でしょう。

 

▼ミッキースワロー(3番人気2着)

五分のスタートから後方待機。流れは不向きでしたが、コース巧者らしく、大外から追い込んだ脚は見事でした。馬の方は完全に復調しているので、この秋狙うとしたら暮れの中山競馬の有馬記念に出てきたら穴候補として面白いかも。

 

▼グレイル(6番人気3着)

道中は馬群の中で脚を溜め、直線もロスなく立ち回り、叩き合いの末、激しい3着争いを制しました。この馬も中山巧者で好走も2着のミッキースワローとは脚力の差を感じる内容。デキは良くなってきたのでGIはともかくGII~GIIIあたりなら重賞を勝てるチャンスはありそうです。

 

▼レイデオロ(1番人気4着)

スタートは普通で中団を追走。外目で前に壁を作れずも折り合いはついているように見えましたが、直線では伸び切れず4着。乗り替わりの影響はあったとはいえ、5歳になって精彩を欠いており、完全復活は黄信号といえる内容でした。ひと叩きで一変を望むのは難しいかもしれません…。

 

▼ウインブライト(2番人気9着)

道中は好位につけ、勝負どころで仕掛けても手応えが悪く、得意の中山でまさかの惨敗でした。海外遠征明けで仕上げの難しさはあったかもしれませんが、距離が1ハロン長いとしても秋の始動戦がこの内容では暮れの香港C制覇へ向けては非常に厳しい結果となったと言えそうです。

 

以上がレース回顧となります!
今後のGI的中に備えてぜひとも覚えておいてくださいね!

 

 

 

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