不動産売買で売主が現金補填? | 宇都木健 ウクレレ大家のブログ

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『わずか”1年”で”家賃年収2000万円”を達成した「ユダヤ式」不動産投資術』(ごま書房新社)著者ブログです。
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夏休み最終日。本日は2棟目物件へオーナーチェンジ&管理会社変更の挨拶へ行きます。~裏の顔は太陽光大家で社長~がメイン活動でしたが、明日からは~表の顔はサラリーマン~がメインとなります。7月19日に「鬼の指値」で買い付け1番手を入れたものの、なかなか仲介会社からの「売主の返事」が来ませんでした。7月28日へ仲介会社の営業マンへ電話すると驚愕の事実が・・・売主には残債が○千800万円あったのです。売却諸費用を加えると、私の買い付け希望価格との乖離差は1千万円!「しまった!深く指し過ぎた・・」通常、売却しても残債が残る場合は抵当権が解除できないので、この時点で「ゲームオーバー」です。ところが、売主がある程度現金補填して歩み寄ろうとしているというのです。「なぜだ・・ありえない?」と思ったのですが、売却理由が「相続絡み」だったので、売り急いでいるようです。私は瞬時に「いくらなら売ってもらえますか?」と売主の希望価格を教えてもらうようにして電話を切りました。交渉の鉄則①ゴリ押しはしない➡相手から要求を引き出すのです。予想される価格は、間を取って○千500万円です。現況満室なので、この金額でも十分CFがでます。この金額以上なら①撤退か②再交渉です。翌7月29日に回答がきました。○千500万円。予想通りの展開に「それで再買い付けを入れます。売買契約は8月3日でお願いします。」と即答しました。これで第一ステージ①価格交渉はOKです。最初のミラクルが起きました。私が不動産投資で最初に読んだ本が、三宅耕二さんの「頭金ゼロではじめる収益不動産投資成功法」です。頭金ゼロではじめる〈高速〉収益不動産投資成功法[実践編]ーお金に縛られない自由人の暮らしを早期に実現する方法

この本の114ページに「勝ち取ろうぜ、ミラクルを!」とコメントがあります。

しかし、不動産投資で最大の鬼門は「融資承認」なのです。私は「融資特約=融資承認がなければ売買契約を白紙撤回できる」で契約したので、D信用金庫から「頭金1割入れてください。」はおろか「諸費用は負担してください。」と言われた時点で第二ステージ②融資交渉がゲームオーバーとなるのです。今振り返ると「融資の神様」が私を見守ってくださったのです。➡明日へ続く