鉄扇はロマンです | 魔法石の庭ver.2

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 注文していた2本目の鉄扇が届きました。
 今度は、親骨だけでなく中骨もスチール製のものだったのですが、いかんせん作りが粗い……。まあ、5000円でおつりが来る程度のお値段だったので、そんなもんかと。
 まあ、画像を見てもらった方が早いと思います。


 右が前からのオシャレ鉄扇。左が昨日届いた鉄扇です。
 昨日届いた鉄扇(以降Bと呼ぶ)は、かなり大きめなのがわかると思います。サイズで言うと約30cm。いわゆる「一尺鉄扇」ですね。
 しかしこれ、持ってみるとかなり大きくて、重量もあります(400gだったかな)。しかも、何度も開閉してみると、時々何かに引っかかってうまく広げられないことも……。あと、重すぎてこれを扇子代わりにする人はあんまりいないんじゃないかと。

 まあ、「実戦用」だったら断然Bの方が使えると思いますけどね。スチール製で、重さもあるので、どついて良し、突いて良し、受け流して良し。腕の筋肉の鍛え方によっては、ナイフぐらいなら簡単に防げそうです。素人でも、カッターナイフぐらいなら大丈夫そう。あ、どつくとかはもちろんフィクションですよ。一応お決まりなんで、ええ。

 同じぐらいの値段だったAは、軽くて中骨が竹なので、実戦には向きません。本当に「鉄扇風」のファッションアイテムって感じですかね。
 でも、一応これからはBを携帯しようと思っているので、左手に持ってダンベルみたいに鍛えていきたいと思います。

 でも、Bはホント作りが雑……。で、探してみたら、同じような作りで中華風の模様が入っているものが2000円くらいで売られていました。こっちは、レビューで「すぐ壊れました」とか散々でしたが。
 一応、Bは台湾製となっています。それで、鉄扇界では、中国製と台湾製は雑、というお決まりがあるそうです。さすが中華圏クオリティ。
 ちなみに、そっちでは商品の説明に「閉じないとか開かないという返品は受け付けません」と書かれていました。

 まあ、普通に扇子として使うわけでもないので、そこのところは許容範囲内です。
 左手では握力が足りなくて、右手で扇いでみたら、右手が筋肉痛っぽいです。普段、重いものとか持たないからなあ……。ある意味健康器具。

 逆に、誰かにプレゼントするとしたら、断然Aが良いです。一見鉄扇に見えませんし、ちょっと小さめですが、楽に扇げます。作りも、ちゃんとしてますしね……。
 扇子としてはAに軍配が上がりますが、実戦用ならBといった感じです。
 実際、自分で布の部分まで総スチールにして、しかもナイフまで仕込んでいる人もいますが、その場合は携帯するとアウトです。ナイフですからね。
 
 その、アウトとセーフの違いがまだよくわかっていないのですが、何でも「人目に付いて、皆が鉄扇の存在を認識しているならセーフ」とか、「『今は運搬中』とか『やだ、コスプレで使ったやつ入れっぱなしでした~』というならセーフ」とかいう説があります。
 なんでも、「護身用」というだけではまだアウトかセーフかの境が曖昧だそうです。まあ、金属の塊ですから……。
 
 でも、いざという時のための武具があるというのは心強いですね。
 しかし、鉄扇の使い方の動画を観てみたら、鉄扇を使うというより、どちらかというと合気道とかそっち方面で、要は鉄扇に相手の気を向けておいて、つかみかかってきたら逆に腕を取ってねじり伏せる、という使い方のようです。
 ホント、ロマン武器ですね。でも、とある達人は鉄扇で弓矢をはたき落としたとも言われています。それぐらいの使い手でなければ生かせない武器なのかもしれません。

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