夕食ホットのだてメガネの方、きくっちゃんです。
昨日↓↓ の続きです。
『全曲解説(はアレなので)~前編~』
ただし、問題がひとつ。
こういうのって、一晩経つとつまんなくなるんですよね。
ただ続けて書いてるだけなのに、なんかおもんない。
これを
「一回休止したアーティストが活動再開しても、なんか違うんだよね現象」
といいます。
休んじゃだめなんです。
てわけで、後編は
「アーティスト資料の曲紹介」+
「それに自分突っ込み」
に加え、
「まじめな制作秘話を加筆」
な感じでいこうと思います。
※青地が資料。

では続きを。
7曲目からです。
07. いつかの晴れた日
三拍子のどこか懐かしいメロディに、ボーカルしょったんが詞を乗せました。
誰かを信じることは、強いことですか? 弱いことですか?
遠くに過ぎ去ったように見える日々。純粋で透明な歌声があの日と同じ空に響きます。
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うーん。やばい。
昨日のテンションが思い出せない。だもんでうまく突っ込めない。
でもまあ、資料にこういう疑問文を書くのって基本的に気持ち悪いですね。
だからって通常文でも変だし。
「誰かを信じることは、強いことなのか弱いことなのか迷っております」
・・・知らんがな。
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この曲、アルバムで唯一のしょったん作詞の曲なのです。
綺麗な詞ですよね?
メンバー&スタッフ一同、しょったんにはもっと作詞をして欲しいと思っているのですが、、、
本人あれこれ悩みすぎて寡作です。三年に一曲のペース。
大御所か。
08. タイムマシン
夜中の0 時になると、みんなが一斉に明日という世界にワープします。
そうやって毎日を旅するうちに、気づけばずいぶん遠い場所まで来てしまったような気がする。大切な人と、いつのまにか離ればなれになったような気がする。でも大丈夫。だって、ちゃんとみんな同じ明日にワープしてるのだから。
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うひゃー!
語尾!
語尾語尾!
語尾の変化きもいー。
ワープします。→気がする。→大丈夫。(体言止め)→してるのだから。(ポエム口調)

↑ゴビ砂漠
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この曲、作曲者にすだっちのクレジットがあります。
そうなんです。もともとすだっちの作ったメロディがスタートなのです。綺麗なメロディだなあって。
問題は、すだっちがAメロとして作ったメロディなのに、きくっちゃんが勝手にサビにしちゃったこと。
最初しょったんにもすだっちにもびっくりされたけど、、
♪ららーららーららーららー。。。これどう考えてもサビちゃうの?
09. ココロノタネ
とにかくストレートなポップソングが作りたい!というメンバーの気持ちから生まれた歌。
最初から最後まで疾走感あふれる、どストレートなラブソング!(だとメンバーは信じています)
夕食ホットには珍しいカタカナの歌詞が登場します。とってもとっても大事なメッセージを伝えるには、この言葉しかなかったのです。
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あー。
あってる。
あってます。この通りです。
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夕食ホットの曲、実はタイトルにも歌詞にも一切英語が出てきません。
だってね、、、
いきなしsweet dream!とか言われてもね、、、なんで?ってなりますやん。
だからこの歌に出てくるカタカナの言葉も、もちろん英語の”I love You”じゃありません。
強いて言うなら、宮沢賢治の”クラムボン”や夏目漱石の”トチメンボー”みたいなモノなのです。
10. 水平線
いまの夕食ホットの、すべてが注ぎ込まれたリード曲です。
いまぼくたちが本当に伝えたいことは何か? そして、歌+ エレキギター+ ピアノというこの3つの楽器で出来ることは何なのか?
3人がまっすぐ前を向いた、とってもとっても正直な作品になりました。
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また疑問系。。。
雰囲気出すために安易な疑問文使うのはよくないです。
「いまぼくたちが本当に伝えたいことは何か?」
じゃなくて
「いまぼくたちが本当に伝えたい風景がこれ」なのです。
「3つの楽器で出来ることは何なのか?」
じゃなくて
「3つの楽器だけで出来る、いま精一杯のことがこれ」なのです。
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実は、この曲については4/7に、まるまる一つのエントリーを書いております。
本当にこのアルバムを引っぱってくれた(そして今もぐいぐい引っぱってくれている)曲なのです。
『リード曲』←その記事。
ただし僕のエントリーはいっつも長いので、、、読みにくいです。
要約すると、、、、えーっと、

お寿司ごちそうさまでした
11. ハミガキウガイ
VAP ORIGINAL CHANNEL『はみがき女子』のために制作した“ほぼ” インスト曲。
なぜか明るい午後の日が差し込む部屋でこれまたなぜか鼻歌を歌いながら歯磨きをする、、、みたいな雰囲気の優しい曲ができました。
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これまた当たり障りのない解説ですね。
実はこの曲にはもともと長さ違いで3バージョンありまして、長いものはリズムがついていたりするのです。
アルバムに収録したのは、そのどれとも違う専用バージョンなのです。
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それはいいんです!
問題は、、、
バンド名が「夕食ホット」で、アルバム名が「定食ホット」で、最後の曲が「ハミガキウガイ」。。。
ぎゃぁああ!
ださい!
実は偶然そうなっただけなんです!
たまたまハミガキの曲を頼まれて、それがアルバムの最後にぴったりの雰囲気だったので収録しただけなのに。。。
アルバムが出来てからメンバー気づきました。。。
ぼく、個人的に
「コンセプチュアルなもの」ってのが大嫌いで。。。
このアルバムはひとつのコース料理なのです。一皿一皿が、、、とか
このアルバムは地図になっています。一曲一曲が場所を、、、とか
このアルバムは星座です。それぞれの星が、、、とか。。。
そういう何か「コンセプトをびしっと通された」ものが個人的にダメなんです。
お店とかでも、
都会の、大人のためのお子様ランチ!キラーン!

とか言われると、
知らんがな(・Θ・;) ってなります。
や、もちろんコンセプトがあるのはいいのです。
でも、それを表に嬉しそうに出すなよ、って思っちゃいます。
なのに!
なのに!
バンド名が「夕食ホット」で、アルバム名が「定食ホット」で、最後の曲が「ハミガキウガイ」、、



ぎゃーー!
すみません!!
違うんです!!!
もし本気だったら、一曲目を
『収穫の喜び』とか
『アペリティフ(食前酒)』とかにしてますって。
ね?
信じて下さい。

えっと、
以上ですおやすみなさい。