あっというまに
2桁回数突入である。
私の入院日記は
4月をファーストとすれば
今回6月の緊急入院がセカンドシーズンとなろう。
ああ、、この言い方
アメリカドラマに毒されているなぁ（笑）
ついでに思うことを。
今回って
前回の記事で例えに取り上げた
『24 -TWENTY FOUR-』（ドラマ）のように
・長い一日
・1時間ごとにストーリがある
そんな印象である。
拷問もどきもあるし(Ｔ▽Ｔ)
気分はジャック・バウワー。
どきどきキャンプさんにも負けないぞ～（古い？ｗ）
さ、引き続き入院初日をお楽しみあれ。
ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ
若手ドクター陣の来訪と
初の『めん棒ぐりぐり』を終え
完全にノックダウンとなっていた私。
発熱は
相変わらず
39度台をキープしていた。
もはや平熱？
誰も慌てることがなくなった。
四捨五入すれば40度の熱に
私は震えまくっていた。
外来の処置室では
タオルケット数枚で
ぐるぐる巻きにされこらえていたが
ここに来たら状況が変わる。
出てきたのである
なにが？
これが
・・・
畳んでおいてあるとよくわからないであろうが
羽毛布団である
布団をください
寒くて
寒くて
と言って
羽毛布団が出てくるとは
やったねVIP病棟
階下の通常病棟ではこうはいかない。
綿布団と毛布を何枚も重ねられた。
術後、麻酔から覚めるときの震えには
電気毛布がやってきたっけ
⇒こちらの記事をご参照あれ
羽毛がすぐ出てくるのかぁ。
格差を感じた瞬間だった（笑）
それでも
「ありがとう、VIP病棟
」と感謝しながら寒さとの闘いに戻ったのである。
眠れると思ったのも束の間
各種検査が始まった
「肺のレントゲンを撮ります」
「心電図をとります」
やっと羽毛布団に
くるまることが出来たのに
移動かぁ、面倒くさいな
ツライなぁぁぁ
と思っていたら・・・
そうさ、
ここはVIP病棟
全部向こうからやってきた
ポータブルＸ線 ＆ 検査技師 心電図モニター＆検査技師このふかふかのベットに横になっているだけで
すべてが行われるのである。
地下に行かなくていいんだ
検査表を受付に出さなくていいんだ
看護助手さんに連れて行ってもらわなくてもいいんだ
ありがたや～
ただ！
CTだけは部屋に持ってこれないので
撮りに行った（笑）
ＶＩＰ病棟の恩恵にあずかっていた私だが
ここにきていきなり
自分は庶民であることに気付かされる
緊急入院であったことと
靴まで血だらけになったことで
履物がなかった
外来からここに移動してくるとき
裸足のままだった
しかし、外来の看護師さんにこう言われていた
「特別室には、ふかふかのスリッパがついているので大丈夫ですよ」
おお～なんと！
さすがのVIP様がご利用になるお部屋
やったね使わせてもらおう～
と安心していたのだ。
それが、、、
CTを撮りに行きましょうとお呼びが来たとき
私：「この部屋にはスリッパあるって聞いたんですけど」
病棟看護師さん：
「減免の方には
アメニティ＆スリッパは支給できないんです」
(￣□￣；)
入室前から
減免申請（そんな高い室料払えないから安くしてくださいの申請）をしていた。
たとえVIP病棟に入室できたとはいえ
金を払う気のない者には
当然ながらあげられないモノだってあろう
早く言ってよ～(｡＞0＜｡)
スリッパが欲しい！
CT室に行くのに。
車いすに乗るのに。
ここまでは裸足でもしょうがなかったけど
この後も裸足ですか？
トホホ。。。
室内はふかふかじゅうたんなので
トイレに行くくらいはごまかせていたが
※トイレにはバスマット敷いてしのぐ
一旦病室を出て
人と数多すれ違う廊下でスリッパなしだと
無性にせつなくなるものだ。
ここで私は
テレビ朝日のお正月特番
「芸能人格付けチェック！これぞ真の一流品だ！お正月スペシャル」
を思い出す。
深ーく身に沁みる。
ああ・・・こういう気分なのか、、、と（笑）
ふかふかのスリッパをはけるはずだったのに
普通のスリッパも借りられず
裸足でいる私。
病でぐったりの私のココロにはツライ。
会社に実家に息子の学校にと
緊急連絡を入れに行ったままの
夫を恋しく思う
カムバッーーーク、ダーリン！
はやくスリッパ買ってきて
羽毛布団とスリッパ
ここでもまた
喜びに寂寥感にと
ジェットコースターに
乗っているようだった。
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大忙しの入院初日。
いやぁ～思い出しても、書き起こしても、大変だったんだなと（笑）
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