第35回:とうとう抜糸!ではなくて抜鈎(ばっこう) | しあわせ家族ラボ

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誰でも初めての子育て。その試行錯誤の中で、家族の笑顔が増えたらいいなぁと母なりの工夫や挑戦をしていたら・・・なんだかあれこれ楽しくて、しあわせな時間が増えました。「常識」よりも「発想の転換」と「体験」をモットーにつづる、子育て実験(実践?!)ブログです。

やってきた
とうとう
この日がやってきた


術後11日目にして

ばっこう
 
抜鉤
とも表記する。
『手術などの際に傷口の縫合に使用したスキンステープラー(ホチキス)の針を取り除くこと。専用の抜鈎器(リムーバー)を用いて行い、抜糸に比べて痛みが少ないとされる。』


私の足に突き刺さっている
ホチキス
その数82個


夫に数えてもらった。


数え途中
面倒になって飛ばしたかもしれないとの
申告数である


トホホ

ここまでくると
30だろうが
50だろうが
100だろうが


変わらん

┐( ̄ヘ ̄)┌



という気分である。


傷口は
カラダの後ろ側にあるため
縫い目すら、その形状すらわからない。


聞くところによると
S字らしい

余計わからん!(笑)


と思いながら、
抜鈎なる儀式を待った


またもや
朝食直後である。
病棟のドクター回診は朝早い。


これまでこんな体制で消毒をしてきたが


抜鈎もこの体制となると
長時間
耐えられるのだろうか?

不安だらけであった


しかし
予想外の出来事が!


ドクターの会話より、、、

「オレ、上からやるから
 お前下から行って」



なぬ?
若手ドクターの様子見と思いきや
主治医抜きでちゃちゃっとやっちゃう?

しかも
二人がかりとな?


やったね

かかる時間は半分


涙が出るほどうれしかった(笑)


任せたぞ、若者たち
そして抜鈎が始まる。


感覚として
平地の部分はさほど痛くもない
ちくっとする程度。
しかし
膝裏の曲げ伸ばしをしている皮膚に至っては

激痛


「我がままでも弱虫でもなんでもなく、叫ぶほど痛いです

コレ
実際にお伝えしたセリフだ

まあ、動かしている部分である
皮膚のつきが甘いわけだ。


陣痛の時を思い出し
深く息をしながら痛みを散らす

陣痛に比べれば
陣痛に比べれば
ゲッ・・・これ陣痛並み?

いやいや、陣痛はここからあと3時間だった


出産経験者のいない空間で
(ドクター2名♂、カワイイ看護士さん1名)
誰にも共感されることのない
独り言を唱えながら


乗り切ったクラッカー**


つきが甘い箇所は
消毒も
水浴びでも
しみるのだが


「中はついているから大丈夫!」


ドクターの所見を信じ
無事に抜鈎終了となった。


さあこのあと、一気に退院の段取りに進む。



なお、抜鈎後1カ月強の現在
皮膚がボロボロむけて
大変な状態である。

皮膚のターンオーバー
新陳代謝が私にもまだあった


黒のスパッツをはいていた日
脱いでビックリ、どっひゃ~


なにがこんなにくっついてるのぉ((>д<))



想像しないでOKである(笑)


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