第25回:同室のおばちゃまたち | しあわせ家族ラボ

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誰でも初めての子育て。その試行錯誤の中で、家族の笑顔が増えたらいいなぁと母なりの工夫や挑戦をしていたら・・・なんだかあれこれ楽しくて、しあわせな時間が増えました。「常識」よりも「発想の転換」と「体験」をモットーにつづる、子育て実験(実践?!)ブログです。

入院回顧録も
とうとう25回
を数えるまでになった。


恐縮ではあるが
毎回予約配信をさせていただいている。



たいせつな読者様から

頂戴したコメントへの返信より
新記事があがってしまうことについては
大変申し訳無く思っている。

ごめんなさいm(_ _ )m


タイムラグがあっても
毎度、嬉しさでデレ~っとしながら
心をガッツリ込めて
ご返信申し上げたい気持ちはてんこ盛り

少々お時間をいただければ幸いである。


さあ、先まで予約をしてみると
なんとなく終わりのめどが見えてきた。


来週末には終わるかなぁ。


入院中メモしておいたネタを
題名として書きだした時は
70本もあったので
本人もびっくり
(@ ̄Д ̄@;)

であったが
何とか減らすことができたようだ。


とはいえ
ネタというのもは
こんなに拾えるものかと



大部屋を楽しくするも否も
同室のメンバーにかかっている
ことを
ちょっと思い出しながら今回書いてみよう。




私は、カーテンOPEN請負人を自称する(笑)


昨今の大部屋は
入った瞬間に
ガッチリ各々がカーテンを閉め
個室化している場合が多い。


私はそんな始まりを
退院するまでに
空け放す方向に持って行くのが好きである。


過去数回の入院で
入場時には閉まりきっていたカーテンを
退院時にはすべてオープン!
同室の方々と楽しくおしゃべりできるようにまですることができた。


もちろん、24時間100%開けているわけではないが
隣にどんな人が入院しているのかが分からないほど
カーテン一枚が
ベルリンの壁ほど
厚くてもいかがなものか。



壁は作るより、崩すほうが面白い


そんな軽い気持ちなのであるが・・・


今回の同室は
おばちゃま2名と
なんと初の中学生一名だった


さすがに中学生は
私のおよぶ範疇ではなかったため
(対角線上にベットがあったため遠かったのもあった)


カーテンを開け放ってお話することはできなかったが
お隣とお向かいのおばちゃまに至っては
日に日にカーテンも開き
おしゃべりも出来るようになって行った。


とにかくこれまで
いろいろな人と
この小さな大部屋で出会った。


みんなおばちゃまばかりだが
楽しい人ばかりであった。


その多くが、
人工関節の手術なので
手術をしたら歩けるようになる
という期待のもとにやってくる。

しかし論なく、
手術よりリハビリが大変だということに気が付き
ねをあげながらも2週間、3週間を頑張り上げるのである。

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以前にもちょこっとふれたが
90代のおばあちゃん。
娘さんが毎日ベッド上でリハビリを介助し
ひーひー言いながらもがんばっておられた。

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退院したらすぐ山に登る
といって、バックパッカーのような出で立ちで
病室を去って行った、トライアスロンが趣味のおばちゃま。

手術の翌日からベットで腹筋をしていたのには
さすがの私も驚いた。


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「味付けが濃いのが好きだから、こんな病気になっちゃったのよ」と
膝の手術と腎臓の治療も並行していたおばちゃま。
減塩食を出されているのに
毎度冷蔵庫から梅干しと昆布を出してきて

それ、だめでしょ!

と会話の折に言ってみたが、
聞いてもらえることはなかった(笑)

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入院時にお見かけしたとき
あまりのばっちりメイクに、
なんとお洒落な・・・と思ったおばちゃま。

パジャマに着替え
メイクを落としたら
あれまあ別人(笑)

カーテンの陰で笑いをこらえていた私(失礼)。

しかしながら、退院時には、またもやばっちりメイク!
元に戻っていたその姿を拝見し、
今度は嬉しさも交じる笑みが発した。

女子っていいなぁ。
素敵な幸せをくれたおばちゃまであった。

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抗がん剤治療を
スキンヘッドを隠すことなく頑張っておられた方。

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シングルマザーで
ガンになって失業し
不安の中でもがんばって治療されていた方。

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一晩中
「痛いよ~、痛いよ~」
と呪いのような大声をに病棟に響かせた
体格のいいおじちゃま。
(数日後、「あの晩の犯人はこの人よ」と他の人から紹介されたw)

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ほとんど話すことなく
消えそうなほどか弱く、
控えめだったおばちゃまからは
「これどうぞ。おすそわけです。」と菓子パンをたくさん頂戴した。
(美味しかったなぁ、あのときはありがとう

4つの科で診療を受けているようで
ひっきりなしに担当ドクター軍団がやってくる。
病院にいる方が逆に落ち着かなそうであったのを覚えている。

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いろんな
患者さんと交ることができ
いろいろ教えてもらった。




入院は
長い人生の中で
悪いことばかりでもない。




ま、無事に退院できたから
言えることであるが


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