とうとう来たぞ。
大部屋へのチケット(実際にはないが)を手に入室すると
またもや
やったね!
入院生活の明暗を分ける
それ
を確認した。
やっほー
窓際ベットをゲット
この病院の大部屋は
定員4名。
ご想像いただければわかるだろうが
一部屋に各コーナー4名配置である。
入り口は、廊下側の壁中央に存在し
窓側を保有できるのは2名のみ。
あ~、過去3回は通路側であった。
約10年前の初入院では窓側だったが
あのときは入院慣れしておらず
窓側を堪能することもできないまま
苦痛の長い夜に負け
逃げるように退院してしまったのだ。
2回目の入院で、窓際の喜びに気づくのである。
私は常にあとから気がつく女である。とほほ。
舞い降りた大部屋チケット
しかも窓際付き
たったいまから、仕事からも家事からも開放され
ひたすら眠れる
麻酔をかけられてしまえば
問答無用で爆睡である
なんて幸せ
入院生活がバラ色の予感
本来の重篤な病状や手術内容がすっかり吹っ飛んでいた。
どこまでも脳天気である。
いい忘れたが、
午前11時に病室入った。
早速、本日の担当看護師が現れる。
「本日の」というのは
毎日一人の看護師がつき、お世話をしてくれる。
その看護師は日々違う。
そして別途、「患者ひとりひとりに担当看護師」も決まっている。
しかし、この「患者の担当看護師」は大して関わっては来ない。
あくまで事務手続き上なのであろう。
初日がその人というわけでもない。
私の名前と、
担当ドクター、
担当看護師の名前が書かれたプレ-トが
ベット頭の壁に差し込まれた。それだけなんだけどね。
こんな感じです
実際は、毎日変わる「本日の看護師」のお世話になる。
しかし、入院5回目にして予想外
本日の看護師の後に、
私の「担当看護師」が現れた。
「うがいさ~ん、ご無沙汰してます、M川です。
お加減いかがですか?」
ん?
なぬ?
あ~!!!
「あれ、私のこと覚えてくれてますか?」
脳内の処理速度が上がって、鮮明に思い出した。
あ~3年前の入院の時にいたわ。
彼女だ、彼女。
「覚えてますよ~。
まだいらっしゃったんですね。
いや、、、変な意味じゃなく、
この病棟ハードな職場だから入れ替わりも多いですもんね」
「そうなんですよ。
3年前はピチピチの新米看護師だったんですが、
いまやトップになってしまいました
うがいさんにお会いできて嬉しいです、ってのも変ですが」
まあ、確かに場所柄
会えて嬉しいという内容は微妙であるが
わたしもM川さんに会えて嬉しかった。
そのくらい人として魅力がある看護師さんである。
ぶっちゃけ
カワイイ
世の男子ばかりが可愛いナースを好きかと申せば、いやいや、私だって大好きである。
イケメンドクターと
カワイイ看護師さんは
入院生活のモチベーションに関わる大事なファクターだ!
これは40になったからではない。
10代の頃から
可愛いナースのお姉さんは好きであった。
ここだけの話
20代後半で看護師に転職した妹に
制服を借り、着たことだってある(笑)
いやね、「着てみてお姉ちゃん」と言われたから着たのであって
決してコスプレの趣味はない。
おもしろ好きの私には、着ることに抵抗がなかっただけである(←軽い言い訳)
いまは息子がドクターに憧れて白衣を所有しているから
またどこかでナース服も仕入れて
自宅で病院ごっこをしてみるのもありかもしれない。
息子がドクターとなると
年増の看護婦であるが
忘れることはない濃厚な思い出になることは間違いないであろう。
私は「うちの母親ってこんなひとなんだよ~」と呆れつつも面白かったと子どもたちが語ってくれる「母」を目剤しているので、俄然ありかもしれない
本当にやったら・・・
ブログにアップできるだろうか(笑)
閲覧フィルターに掛かりそうである。
閑話休題。
感動の、
でもまたここで会ってしまったという残念な再会を終え
看護師さんは通常業務に入った。
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次回、大量の同意書に囲まれ
記述にヒーヒー言いいながら
大ボケをかましてしまった私の小ミス話を
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