うれしい再会 | まりも日和

まりも日和

鳥好きライター、鳥類学講師、すずき莉萌の鳥好きブログ。
愛鳥家のみなさんにとって、ほんの少しためになる内容を目指します

昨日の本校舎の講義で、とてもびっくりすることがありました。DASH!


というのは、


都心から約1時間ほど電車で揺られた場所にある


とあるショッピングモール内のカルチャーセンターで


先週、講義をしたのですが、


その時に、わたしの話を聞いてくださった方が、


本校舎まで来ていたのです。はてなマーク




その方は、実はわたしの中でも印象がありまして・・・・・・。



というのも、


わたしが何かしゃべると、すぐに独り言のように、


「わからない・・・」


「どうして・・・」


「なんで・・・」


と、うなだれるようにして呟いていらっしゃったからです。ダウン




そのセンターでは、20人弱くらいの方たちが集まってくれましたが、


とりわけ、静まり返った教室の中で、


ぼそっと響く、その方の独り言と困った顔に、


わたしも内心、困惑してしいました。( p_q)




その回は、たしか発達心理学だったかと思いますが、


誰にでもわかるように、優しく解説するのは、


わたしの得意とする分野でもあり、


一言発するごとに「わからない」と言われたのは


講師をはじめて8年近く経ちますが、初体験です。叫び



ちなみに、その方のその時の自己紹介は、


「心理学に興味があったから」、という、


当たり障りのないのものでした。汗



そんな方でしたので、


本校舎で見かけたときは、


何事かな?(もしやクレーム?)と思ったのも事実です。爆弾



が、



その方が本校舎に見えていたのは、


カルチャーの生徒としてではなく、


本科生として、あらたに登録に見えていたのでした。クラッカー



で、その方、本校での初の講義でも、

自己紹介を新たにしてくださったわけですが、


カルチャーセンターで聞いたものとはまったく違いました。グッド!




その内容は、


直前まで会っていた親友の自殺を救ってあげられなかったこと、


子どもの一人に重い発達障碍があること、


しかも、最近、脳腫瘍と診断されたこと、


そして、自分自身も末期がんの窮地に追い込まれた


時期があったということ・・・・



(でもそのガンは奇跡的に寛解(克服)されたんだそうです!クラッカー



そんな中で、カルチャーセンターで行われている当講座と出会い、


講義に参加し、


わたしの自己紹介と

(臨床死生学のことや、出会ったクライエントさんのこと等)、


講義を実際に聞き、


自分自身も変われる可能性を感じ、


カルチャーと合わせ、片道1時間以上もかかる


本校での受講を決心されたんだそうです。


実に講師冥利につきるお話しでした。ドキドキ




ほんとうは、末期から克服されたというお話しを


ぜひぜひお聞きしたかったんですが、


その時は私の講義ではなかったので、(助手の身でした)


また今度、お会いしたときにじっくりお聞きしたいなーなんて思っています。ヒミツ



時間的拘束は少ないけれど、


予習や資料づくりに朝までかかることも多いこのお仕事。


おまけに薄給¥あせる



ですが、講師の私自身もクセになってやめられないのは、


こういう方たちと出会いやこころの交流が、


わたし自身のこころも救ってくれているからにほかなりませんひらめき電球




大勢の受講生さんたちとの出会いがありますが、


一期一会、たいせつにしていきたいと思います。お酒