再び仙台へ・・・ | 南部の国から

南部の国から

歴史好きの歯医者さんが、日常で感じたことをダラダラと綴っております。
現在フリーテーマでお送り中。

日曜日、2週間ぶりに仙台の泉区にあるいとこの家に行ってきました。


2週間前の仙台は…


ガソリンスタンドには行列、スーパーやコンビニも閉店。


ガソリンも手に入らず、食料も手に入らず…


震災の影響をもろに受けた感じが漂っておりました。。。



今回仙台へ行ってみると、この地区の物流はある程度回復しており、前回の悲壮さ(?)は感じられませんでした。


日1日と復興し始めている感じがしました。



今回仙台に行ってちょいと感じたことがあります。


それは「防災意識の高さ」です。


家の中の備蓄、特に水の備蓄量が多い!


何でも、市の方から何かあった時用に最低でも3日分、できれば1週間分の保存食および水を貯蓄しておくように言われているんだそうです。


これは地区によって異なるのでしょうが、今回遊びに行った泉区のいとこの家は何か災害があると、3日間ほどは援助の手が回らないくらい山の方にあるそうで、こういう指導がなされていたそうです。


今回の震災でも電気・水道・ガスのライフラインがストップ。


給水車が近くの中学校に配備されるまでやはり3日くらいかかったそうです。


まあ、本当に3日で援助がくるあたり、さすがというか…。



いろいろ見せてもらいましたが、水をはじめインスタント食品やらレトルト食品やら…それらの食品類がいろいろな場所にしまってありました。


これは震災後に買ったものではなく、常時非常食として備蓄しているものですよ、念のため…。


さらに、災害時用の水の節約の仕方や、食器の置き方(?)など、ありとあらゆるところで工夫がなされておりました。


このあたり、地震は多くてもそれらには無頓着な私としましては、まさに脱帽ものでした。


ただ、生鮮食品類はどうしても保存できないので、今回はここが困った、ということもこぼしておりました。



宮城県沖地震がくる、と言われて久しい仙台市。


各家庭その防災に対する取り組みに対する意識の高さは、私らも見習わなくてはいけないですね。



まあ、今回は・・・


こういう防災対策の一環を見せていただけた事はかなりプラスとなりました。



ちなみに、いとこに3月末に陸前高田で撮影した被災後の写真を見せたところ、


「やっぱり1度、直に見ておかななければ…」


なんてことを話しておりました。



とりあえず、「被災地支援の邪魔にならない程度にな」ということだけは言っておりましたが…。


さて、いとこの目にはこの被災地の様子はどう映るのでしょうか?