震災から1ヶ月 | 南部の国から

南部の国から

歴史好きの歯医者さんが、日常で感じたことをダラダラと綴っております。
現在フリーテーマでお送り中。

3月11日の震災から早1ヶ月が経過してしまいました。


個人的な感想は、「まだ1月か・・・」というのが正直なところです。


長い長い1ヶ月でした。。。


内陸に住んでいる私でさえそんなですから、沿岸部の被災者の方々はこれよりも月日の経過を長く感じていることでしょう。


現在までの人的被害はといいますと、10日現在で・・・


死者1万3013人、行方不明者1万4608人、避難者15万1115人・・・


岩手県に限っていいますと、死者3811人、行方不明者4721人、避難者5万8736人となっております。


ホントに痛ましい限りです。


亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害にあわれた方々に対しお見舞い申し上げます。



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で、ここ数日、いろいろ考えてみたんですよ。


被災地に対してできること。


本当であれば、ボランティアで被災地に入って汗水流して…というのが理想なんですけど、今の被災地の状態なんかを考えると、どうも徒労に終わりそうな感じが…


かといって、募金というのも・・・


募金はね、どうも集めている人にネコババされるという話を結構聞くんですよね。。。


信じられない事なんですがね。。。


だいたい、支援物資にしても横抜きする人もいるらしいですしね。。。


例えばカップラーメンの箱を見て、「コレ、うちでも足りてないから~」なんて言って、その箱ごとかすめ取る人がいるみたいですし。。。


もう何を信じていいのやら…、という感じがしました。



さて、話の脱線は置いておいて…


最近、とあるホームページを頻繁に見ております。


そこには、「今の被災地の状況」や「足りない支援物資リスト」などが書かれております。


以前も紹介したかもしれませんが、「SAVEIWATE 」という被災地支援団体のHPです。



こうして現地に入って実際活動している団体が一番信用できそうかな、と思っております。


このHPをみてみると、「足りないものリスト」なんかもあるのですが、その中に「入れ歯洗浄剤」や「入れ歯安定剤」なんてのが含まれておりました。


まあ自分、これでも一応歯科医師ですから・・・


実際現地に入って活動できないまでも、こういう歯科関係の物資を提供することで何かお役に立てないか、と思いました。


とりあえず、それら歯科関係・口腔ケア関係の物資を調達して、定期的にこの団体に提供していこうかな、と考え、今日、その物資第一陣を発注しました。


もっとも、15万人の避難者に対して…ですと、かな~~~りちっぽけな物資提供なんですけどね。。。


でも、やらないよりはやった方がいい!


できる限りがんばります!




がんばろう、岩手!


がんばろう、東北!


がんばろう、日本!