この世は同じようなことの繰り返しでできている…
いずこにも親睦や喧嘩があり、全てが人間の脳の中から発生する。
その原因を探究すると、各人が脳の中に抱く要因へと至る。
そう、原、要、因、組、合、単…
単にそんな因子の組み合わせなのだ。
いろいろな要因が、繋がったり、離れたり…
つまり、融合したり、分裂したりする。。。
要因は「核」なのだから、これは核融合と核分裂とも相似している。
この世は、水素(H)が核融合してヘリウム(He)になることから始まる…
水素は、ビッグバン直後の素粒子(粒子と反粒子)の対生成から生まれる…
こんな風に、どこまで行っても、対と組合せが繰り返している…
不思議なことに私たちの脳の中に発生する精神も、この対と組合せになっている…
というか…
よく考えてみれば、私たち人間の脳がビッグバン理論を考え出したのだから、実は私たちの精神にみられる「対と組合せ」の構造がこの世の解釈に影響を及ぼしていると言えるのだろう。
さて、ということは、この対と組合せのバランスをとることができれば…
全ては輪廻していき、気(エネルギー)は故ある法則に従い、安定していく。
ある時は固体のように動ぜず、
ある時は気体のように飛び廻り、
そしてある時は液体のように器におさまる。
そんな動態を映す「鏡」があると良いと思う。
私たちの脳の中に発生する精神は、どんな風に動いているのか?
そこを探究していくと、やはり、因子に至る。
ある因子があり、その因子を融合したり分裂したり破壊したり創造したりの繰り返し…
そして、その因子の周りには感情、動機、本能、理路があり、いろいろな修飾が作動して因子の動作に作用している。
その動態を描くためには、先ずは私ひとりの脳の中で描ければ、どんなところでも同じことが起っていることを立証できるはず…
これは、おそらく三浦梅園が試みたことと共通しているはずなので、不可能ではないはずです。
感情、動機、本能、理路といった項目にパラメーターを割り振ればいい…
そこにバランスすなわち調和を与えれば、上手く輪廻し始めるはず。。。
その辺りを曼荼羅で描いて「鏡」にする。
また、私たちの脳の中に出現する因子にも”猫の胡瓜”のように元来の定型があるはずです。
その根源から対と組合せを網羅すればいい…
先ずは、こんな辺りから続けてみたいと思っています。