積み木で遊ぶとき、何か作ろうとする子供もいれば投げたり壊したりする子供もいますね。
あるモノがあるとき、それを壊そうとするのか?…、あるいは創ろうとするのか?…
そこに分別があり、分かれ道が出現するように思います。
今は、壊すことばかりになり、創ることができない…ような気がします。
自民党をぶっ壊すってありましたね。
いまでも、まだ自民を壊そうとしたり、朝日をぶっ壊そうとしたり、不倫者をぶっ壊そうとしたり…
新しくできた民進党も自民党を倒すとか現政権と交代するとか壊すことしか言いません。
壊すより解法を探るべきでしょう。
ただ壊しただけでは行く末は袋小路になる…と先の民主党政権で経験したはずですが、過去の失敗に学び軌道修正したのでしょうか?。今のまま敵失を待つばかりの政治では日本に幸せはやってこないでしょう。
自民党を倒し壊すことに注力するのではなく、自民党に勝る解法を構築しないかぎり、現状のジリ貧な日本を美しく変えていくことはできないはず…
女性が二人以上子供を産めば日本が良くなっていくなどという愚かな言説を擁護したり、逆にその校長を辞職に追い込んだりしても、何も変わりません。
もっと創造することを始めるべきでしょう。
保育園落ちた日本死ね!!!にしても、日本を壊そうとしたり日本を批判するものを壊そうとしたりするのではなく、保育問題や少子化問題を解決する方策を創り出す方向に思考を集中すべき…
そう考えると、「女性が二人以上子供を産む」という解答が如何に幼稚な答えかがわかりますし、教育現場にいる教育者、しかも校長という重職を担う人物の言葉としては稚拙すぎると言わざるをえないわけです。
では、どうしたら良いのか?
そのためには認知を分けることでしょう。
例えば、日本。
日本というイメージに対して「死ね」などといった暴言を浴びせられると怒るのは当然でしょう。
しかし、『日本』というイメージを「日本の善」と「日本の悪」に分別して認知したらどうでしょう?
「日本の悪」を死へと至らしめることは「日本の善」を創り出すことに通じる…
このように「A」を「A’」と「A"」に分けて考えることが大切。
これは普遍的な定型と言えます。
朝日新聞、民進党、中韓、自民党、悪人、安倍首相など全ての認知対象を分別してみる…
そんな習慣から入るべきでしょうし、全てを壊すのではなく、そこから何をつくり出すのかを考えてみることが大切だと思います。
これって道徳の基本ですよね…