予測と精神とその構造(その9)めがね | クラスタ民主主義システム研究室

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☆学習とディベート☆ ☆ネットワークデモクラシーを夢みて☆ 
☆教育ディベートを推進しよう☆ ☆「complex system」で思考してみよう☆「ネットワークデモクラシー(Demoex)研究室」からタイトル改題しました。 

キケンは思わぬことろに潜んでいますね…


先日、母屋の水道栓を修理していた時、470円で売っていた簡易スパナ使っていたら力を入れ過ぎてしまい、スパナの幅が拡がってナットを回すことができなくなってしまいました。


そのために今度はスパナを修理しなければならなくなり、地面でスパナ状の鉄板をテコの原理で力いっぱい拡げてみることにしました。普段着だったのでズボンを汚さないよう地面に蹲踞して作業していたら、バランスを崩して前方に倒れてしまいました。


地面はセメント面で手も素手だったので、とっさに手を突いたら怪我してしまうと判断し、肘で身体を受けました。でも、日頃の運動不足がたたり、肘だけでは全体重を受けとめることはできず、何と顔面からセメントの地面に突っ込んでしまったのです。


結果、ザザザザーーーっと顔をセメントで擦過してしまいました。


あーー、これは顔に大怪我だなぁと思いましたが、なんだか顔は痛くありません。

















あれ~、とメガネを外してみると…


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めがね「A」


右目のメガネに大きな傷が!


実は、先日、アラレちゃん(中年の人はわかると思いますが…)くらいの大きな丸メガネに買い替えていたので、この大きな丸メガネがセメント地面と接地し、私の体重を受けていてくれたのです。それで奇跡的に顔には何の傷も残りませんでした。


かなり強い衝撃できたから、右の上額骨にヒビが入ったような或いはブローアウト骨折したような感じで暫く痛みましたが、幸い事なきを得ました。さらに幸いなことに、以前使っていた丸メガネがありましたから、メガネが壊れても生活に困ることはありませんでした。


何事にもバックアップは大切ですね。


これが以前から使っていたメガネ…


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メガネ「B」


メガネの玉がちょっと小さいので、このメガネだったら衝撃を受け止めることができず、右目に損傷を受けていたかもしれません…


なんでも危険を予測して事前に対策しておくことも大切です。


私の場合、予測はしていませんでしたが、偶然に何となくバカでかい丸メガネに取り替えていたから、無事でいることができました。


今日は、東日本大震災と福一原発事故から5年。


5年前は月に50~60の記事を書いていました。


未曽有の災害に対して私たちができることは限られていましたが、もしも、SPEEDIを正常に稼働させたり、送電線を二系統にしたり、バックアップ電源を高台に設置したり、事前の予測に対して適切に対応していたなら、過去の大津波体験を皆が共有して伝承していたなら…、もっと被害を少なくすることができていたはずです。


いま私たちが行うべきことは、過去を振り返り、正しく反省(内省)し、失敗に学ぶことでしょう。そして、失敗に学び改善(改新)すべきことを後世に伝承することだと思います。


過去を肯定しているままでは再び同じ失敗を繰り返すことになるのですから、いろいろな出来事を記録・解析して次に活かしたいですね。


ウサギ