軍師官兵衛:第43回 如水誕生 第1幕 | ♪ DEAR MY LIFE ♪

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三成の罠にはまった官兵衛秀吉の怒りを受け、
蟄居を命じられる。悪くすれば切腹・・・。

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その知らせに驚く光と長政をはじめとする黒田軍団。
生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされた官兵衛。

■オープニング演出:田中健二

◆◆◆家康と秀吉◆◆◆
1593年(文禄2年)の夏、肥前・名護屋城の中庭にて、
瓜を食べながら歓談する秀吉家康
数日前、名だたる大名が町人や商人に扮した余興を語りだす家康。
秀吉の「瓜商人」、家康の「あじか売り」、その姿を思いだし、
笑いあう二人。(※あじか=竹を編んで作った「ざる」のこと)

場がなごんだ所で、黒田官兵衛の処置を尋ねる家康。
殿下の命に叛いたなら仕方ない。
しかし、あの知恵は惜しいと説く家康。
その知恵がありすぎて自分の首を締めたと答える秀吉。



◆◆◆北政所の策◆◆◆
北政所の力添えを得ようと大坂城に登城する
芳しくない状況に対し、北政所は一計を思い付く。

大坂城二の丸にて出産の準備をしている淀君
そこへ火急の用件と称してやって来た北政所。



朝鮮から戻り、官兵衛に何が起きたのか尋ねる善助
石田三成の罠にはまったと答える官兵衛。
三成がどんな策を弄したとて、
殿下がお取り上げにならねばよいだけのこと。

これでは利休と同じこと。このまま黙って死ぬおつもりか?
いつになく鬼気せまる目で迫る善助。

1593年(文禄2年)8月3日、
秀吉と淀君のあいだに男子誕生。
「拾」と名付けられた第二子は、後の豊臣秀頼である。。



名護屋にいた秀吉は朝鮮にいる兵については三成に任せ
拾の顔を見るため大坂へ向かおうとする、その前に、
仕置きが残っている官兵衛に登城させる命を下す。



◆◆◆運命の日◆◆◆
秀吉の使者の命令を善助から聞く官兵衛
白く光る刀の刃先を見つめながら、
自分は間違ったことをしたとは思っておらぬと口にする官兵衛。
その言葉に同調する善助

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朝鮮・黒田本陣にて、官兵衛の身を案じる太兵衛
九郎右衛門、又兵衛、そして長政
官兵衛の登城当日、彼の運命を待つ善助

・酒の席とはいえ「大殿が天下をお取りになればよいのだ」と口にする
 黒田家の家臣団達。
 このあたり、いよいよ関が原への布石が打たれ始めてますね。
・官兵衛の無断帰国は三成の罠だった・・とする演出。
 三成にも、三成なりの言い分があるでしょうが、
 今回のドラマは三成が主役ではないので、仕方ないかな。w
 ここまで悪役として描かれるのは、ある意味「王道」ともいえますが、
 もう一捻り欲しい気もします。まあ、贅沢な要望ですが。(*v.v)。

▼軍師官兵衛:第43回 如水誕生 第2幕