映画「ハリーポッターとアズカバンの囚人」 ★★☆
- 映画「ハリーポッターとアズカバンの囚人」
- アメリカ(2004)
監督:アルフォンソ・キュアロン
出演:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、マイケル・ガンボン、マギー・スミス、アラン・リックマン、ロビー・コルトレーン、トム・フェルトン、ゲイリー・オールドマン
《公開時コピー》
僕らは、変わる。
◆新刊が出るたび世界中で驚異的なセールスを記録するJ・K・ローリングの一大ベストセラーを映画化したファンタジー・シリーズの第3弾。魔法学校の3年生になったハリーたち3人を新たな危機が待ち受ける。前2作で監督を務めたクリス・コロンバスは製作に回り、今回新たに「天国の口、終りの楽園。」のアルフォンソ・キュアロンがメガフォンを取る。
★揃ってホグワーツ魔法学校の3年生になったハリー・ポッターとロン、ハーマイオニーの親友3人組。進級早々ハリーは、人間の世界で誤って魔法を使ってしまい退学の危機に直面する。ところが、さらなる危険がハリーに襲い掛かる。ヴォルデモートの手下である凶悪犯シリウス・ブラックが、脱出不可能と言われる牢獄アズカバンから脱走し、ハリーを探し回っているというのだ。どうやら、ブラックはハリーの両親の死と関係があるらしい。そしてホグワーツには、危険な脱獄囚から生徒を守るため吸魂鬼ディメンターたちがやって来るのだったが…。
前2作が大傑作だっただけに物足りない
アルフォンソ・キュアロン監督に変わって
あまりにも物語のみせ方に奥行きがなくなった
ヴィジュアル面に関しては文句のつけようのないくらい完璧!!
物語のキーとなるアズカバンの囚人の”謎”は
唐突に真実が明かされ、ハリーは驚嘆する
「え~~!?」
ありえない
全くもって伏線は準備されておらず
ただ原作どおりにたんたんと映像をみせられる
物語に”間”がない
各々のシーンが独立しすぎている
楽しめることには違いないが
傑作どまりになってしまった
せっかくの大傑作シリーズが・・・
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