スティーブ・ジョブスの死から考える。 | たつんこさんの自由気ままなブログ~そんなバナナっ!?~

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『ボクらの日本一周どんぶらこ』の著者であり、コーチングオフィス『Two-Me-Key“つみき”』のドリームメーカーとして活躍中の石井達也こと『たつんこ』が日々あることを、おバカなこともマジメなことも自由気ままに書いていくブログです♪

おはようございます。


『たつんこさん』こと石井達也です。

昨日、スティーブ・ジョブスの逝去が様々なメディアを通して伝えられました。

病状があまりよくないのではないかという噂や
CEOを降りたこと。

もしかしたら・・・
そんなことを思っていた矢先にこのニュースはとても哀しいものがありました。

そして56歳
あまりに早い死・・・。

アメリカでも各界の著名な方たち
そして大統領までもが彼の死を偲び哀悼の意を伝えています。


ボクの親父もこのまえ突然亡くなりました。
55歳という若さでです。

この世は時として矛盾を突きつけてくるように思えてなりません。


まだまだ現役で一生懸命夢を追いかけている人にも死が訪れる。


でも、元モーニング娘の加護あいさんのように、自ら死を選び自殺を図る人もいるのです。
日本で自殺を図る人は年間三万人以上。交通事故の死者数を上回るのです。


生きたくても人がいる中で、自ら死を選ぶ人がいる。

なんだか矛盾を感じます。


親父が亡くなって、数日後。
元モーニング娘の加護あいさんが自殺を図ったことが報道されましたが、その時はとても憤りを感じました。

正直『ふざけるな!』と心の中で怒鳴りあげたと思います。

加護あいさんの場合は幸い、致命的なものではなかったので一命は取り留めています。
でも、突発的であれ、自殺を図ったのは事実。


この世に生を受けて、本当に自ら死にたくて死んだ人はいないと思うのです。
自分のイライラや不満を他者にぶつける人はよくいます。
なかには、イライラしてたという理由で人を殺してしまう人までいます。

自殺する人達は、不満が募った結果自らを消すことを考えます。
実は優しすぎたり、まじめ過ぎたり・・・そんな人が自ら命を落としたりするのです。

人は
『優しくあれ』
『まじめであれ』
と教え、また教えられます。

でも、その結果が自殺という選択肢であるなら、一体なんなんだろうと矛盾を感じるのです。
『まぁいっか♪』なんてあんまり何も考えてないボクのような人間の方が、のうのうと生きるのです。


世の中にある様々な矛盾。

今回のスティーブ・ジョブスのような世界の革新を生んだような人がなぜ死ななければならなかったのだろうか?

ボクは医者じゃありません。
スティーブ・ジョブスの病気を治すこともできなければ、
親父の死を見抜くこともできませんでした。何かしてあげたくても何も出来なかったのです。

それにMacやiPhoneにiPad。そういうものを生み出すことも出来ません。


でも、自殺をする人をもしかしたら一人でも助けることは出来るかもしれません。
別に特別な人である必要もない。
その世の中の矛盾だけは、一つでもボク達の心次第で減らすことは出来るのかもしれません。

人の話を聞いてあげること。一人一人とちゃんと接すること。
ボクのアホな話を聞いて悩むことがアホらしくなるかもしれません。

もしかしたら、このブログにも万に一つそのようなことがあるかもしれません。

・・・そうであったらイイなと思うのです。



『人ひとりの力は微力かもしれないけれど、無力じゃない!』

そんな言葉を聞いたことがあります。


ボクも微力だけどがんばりたい!
世の中の矛盾が一つでもなくすことが出来たら・・・
それが惜しまれながら死んでいった人たちへの手向けになればと思うのです。