近所のお話 |  孝の独り歩き

 孝の独り歩き

山口県・広島県をメインに写真を撮っています。


孝の独り歩き(山口編)

最近涼しい風が入ってくるので、窓を開け網戸で過ごしているのですが


ここ数日、近所から「ぅるるるるぁ、うるぅぅぅるぁあ」と聞こえてきていたので、何だろう?と不思議に思っていました。


けれど、頻度はそこまで多くなく、毎回5分くらいで止むので、あまり気にしていませんでした。



しかし、昨日は自分が恐怖を感じるほどの音量で


「うるるぁあ ガシャーン  るるぁ パリーン  ドーン ガラガラシャーン」 と陶器が割れる音が混ざる、とても緊迫した雰囲気でした。


自分はPCをミュートにし聞き耳を立てると


あきらかに声は初老の男性で、おそらく泥酔して舌を巻き、誰かに対して文句を言っているようでした。


声の元は、少し上の家からで、自分の家が含まれる班とは別なので、誰なのかは判りませんでしたが


さすがに悲鳴等があがったら警察に連絡しなければいけないかなと思い、注意深く聞いていると


怒号と陶器の割れる音が夜10時から1時間くらい断続的に続いた後、静かになり その後深夜2時あたりで5分くらい怒号がしたくらいでした。



自分は親戚や友人に酒癖の悪い人は殆ど居なかったので、良くわかりませんが


いやはや、凄いですね。 一緒に居たら心底疲れそうです。



そして、今日母に「昨日、怒号が凄かったんやけど」というと


やはり存在を知っていて、同じ班の近所の人によると、奥さんに当り散らしている人で、いつも息子が止める役目をしているらしいです。


それを聞いて、昨日の怒号を思い出し、一言も声を出さず、言い合いもせずに我慢する奥さんの事を考えると不憫な気持ちになり、とても悲しくなりました。


部外者が警察に通報するのも火に油を注ぐ可能性なりうるので、行動はできないですし


なんだか凄くもどかしい気持ちで一杯の一日でした。