真剣な痔の話① |  孝の独り歩き

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山口県・広島県をメインに写真を撮っています。

ここ最近、殆どインドアで過ごしていたのですが


理由は腰を痛めたのもありますが、一番長くて酷かったのが痔です。


別段書く必要性もないですが、もし痔持ちで軽度な方が居たら注意喚起になるかと思い、しっかりと書こうと思います。*気分の悪くなる文があるかもしれませんので、注意してください。



一般的に痔というと、人生の中で多人数が掛かる持病のような存在だと自分は認識していますが


軽度の痔は自分も7年ほど前から罹っていました。



以前も話しましたが、自分の収入源は長時間椅子に座って一歩も椅子から離れないで13時間ぶっつづけるような過酷なもの(自主的にやっていたんですけれど)でした。


そういう環境で痔・腰痛にならないわけがなく、7年前からぽっこりと肛門のひだの一部が腫れて、痛さは無いものの気になっていました。


イボが常習化して2年ほどがたった頃、ふと排便後便器を見ると鮮血で真っ赤に染まっていました。そう、切れ痔の始まりです。


血が出ている間は全く痛くないのですが、歩いていたり、屈んだりした拍子にピリっと鋭痛がしたり、便が出る直前にメリメリと裂ける痛みが出るようになったのもこの頃です。


この痛みに堪えられなくなった頃、痛みの緩和を求めてネット上で痔について詳しく調べました。


そして、特効薬的な薬があることを知りました。


それがレンシンという薬です。



孝の独り歩き(山口編)


一包200円超と非常に高い市販薬ですが、コレを飲むと次の日には嘘みたいに排便時の痛みが消えるのです。


そして、自分で触診してみると、イボも小さくなっていました。


「こりゃいい!」と歓喜した私は、痛みが出たらレンシンを飲み、痛みが出るまで放置、また痛くなったらレンシンと200円と高い薬だったので温存しながら痔と闘っていました。


このレンシン戦法で4年は別段難儀なく過ごしていました。


けれど、このレンシン戦法は絶対にやってはいけない飲み方だったのです。




最近、腰痛を患ってから自分のルームウェアから異臭がするようになりました。


トイレでしっかり拭いているのにも拘らず、股間辺りから蒸れた汚臭がするので、毎日のように部屋着の短パンを交換していました。


それから一週間くらい経ち、朝の排便後、恐ろしい鈍痛が肛門周辺を襲ってきました


あまりに痛くて、自分の部屋でウェットティッシュを使い四つん這いでお尻を拭き、ティッシュ越しに触ってみると


肛門では無い少し離れた場所が大きく肥大していました


「これはなんだ?」とティッシュでいじっていると、ドロドロとした膿がべっとりティッシュに付いていました。


僕は、これが異臭の原因であると察知し、ネット上で調べに調べた所


この症状は「痔ろう」という痔の最終形態の初期段階のようでした。


「痔ろう」というものは、一度膿の出口が形成されると、自然治癒することは無く、手術で切り取るしか直る方法が無いというのがネット上の総論でした。


ネット上の情報ですがレンシン戦法が何故いけなかったかというと、完全に治さずに炎症を残したまま放置していたことにより、4年間の時を経て炎症部分が虫歯のように侵食されていき、そのくぼみに便が残り、どんどん炎症が内部で進行していたと推測されるからです。


その日から、僕と痔の本格的な戦争が始まりました。


長いので続きます。