読破! |  孝の独り歩き

 孝の独り歩き

山口県・広島県をメインに写真を撮っています。

こんばんは、つちのこです



図書館で借りてきた本を読み終わりました



孝の独り歩き(山口編)

「ねじまき鳥クロニクル」二冊で一作品です。


いやー長かった 自分はハルキストではなく、初の春樹長編だったので読み応えがありました。


妻に去られた男が、何故自分の元を去ったのか探求するというのが大筋です。


主人公の周りには能力者が集っていて、予知・ヒーリング・夢に進入を得意とする人々が主人公の手助けをします。


読んでいると、夢と現実の区別が付かなくなる不安さがヒシヒシと伝わってきて、情緒不安定になりました。


自分の好きな東野圭吾はジェットコースターのように終盤からラストまで突っ切る感じですが


村上春樹は大平原の中を、ロバに乗ってゆっくりゆっくり進んで情景を五感で体に染み入れるような小説ですね。


まだ一作しか読んでいないけどw


つぎは ハードボイルドなんちゃらでも読もうかな~


んだらば(。・ω・)ノ゙