葉山に更なるゲストをお招きして悲喜こもごも。 | ハイパーターキーアーカイブ

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船長資格とダイバー資格を有するジェネラルセクレタリー改め「プレジデント」が綴る5W1Hの備忘録。時々、業務連絡も。全編壮絶ノンフィクションドキュメンタリーをご覧あれ。

季節労働者としては葉山への稼ぎ時。今が回数、経験を重ねるチャンスシーズン。

ゲストからの要請に応えて、台風14号のうねりを心配しながら戸塚に前泊体制。前泊体制の意図はハイパーターキー装備充実の資材搬入の観点もある前泊です。

体制構築の前泊体制の測線として少し気分転換もあります。


本来ならスシロー単独初体験を見込んでましたが、今回も断念。餃子の王将へ。生ビール2杯、レモンサワー2杯、餃子1枚、ミニホルモン。

王将で締められず。開店久しいラーメン屋に後悔の念も視野するも突入。

太麺の誘惑に負けて「豚骨ラーメン」、昼食がパンだったので米の誘惑に負けて「半ライス」。案の定、その後、後悔。

毎週発生する台風も14号。この台風は勢力こそ穏やかながら、厄介なことに小笠原諸島から伊豆諸島経由して北上、天気予報では、大平洋沿岸に対して、しきりにうねりの警戒が伝えられています、。うねりはシーマンとしてはかなり厄介。


葉山現地、天気晴朗なれど風強し。うねりは認識できず。僅かな経験からすると見た目は良い条件。フラッグは「イエロー」。

ご指摘のように、沖合に進めば上げ潮とうねりがあいまった小規模な津波のような沖波。私も結構緊張。

男性ゲストは、操船体験後、赤ワインを飲みながら相当なリラックスというかだらしない状態。(後で発覚しましたが、赤ワインの前、逗子向かう電車内で飲酒済みが発覚)結局持ち込んだ赤ワイン2本完飲。

本日のゲスト中、紅一点。今は笑顔だが、この後、悲しい主人公に。

葉山に帰港中、結構な鳥山に遭遇。急遽、鳥山に突入。一応準備したサーフトローリング仕掛けを投入するも掛からず、3投目!。ダァーン。リールトラブルで仕掛けが目の前に落下。りールの糸がらみを復旧試みる作業中、海上を漂っていた仕掛けの弓角に勝手に針掛かりました「サバ」が。これ、ハイパーターキー初釣果です。

この初釣果が何を変えたか?その後、沖合から葉山に向かう途中、逗子海岸沖で、夏だからこその、色々な漂流物にであい、要救助事案として拾い上げました。


最初救助事案は「浮き輪」。

次の救助事案に「ボール」。この引き上げには当該女子が先端から懸垂状態で足に挟んで救助。お見事。(実はもっとお見事なのはキャプテンの操船です。お見事の二乗レベル。)

そんな、救助事案の功績がありながら、神は試練を。救助事案に貢献したものの、逗子海岸沖で、海水に自分の足を「浸かりたい」との欲求を行使したために、ポケットに忍ばした「プライベートのスマホ」が事前注意をしたにも関わらず、なんと、なんと落水。ハイパーターキーとして初事故?
その絶望直後の様子です。


落水地点の緯度経度、水深、GPSの情報です。目安位置。

最後に悲しい出来事ありながら、既に赤ワイン2本空けながら、船首にたたづみ、ホロ~を考えるライザップ系のゲスト。葉山に帰港中の図。

今回の航海はゲストのお蔭で新たな楽しみ方をも認識できました。

本日の航海、台風のうねりと正午にかかる上げ潮と難しい環境でしたが良い航海でした。また、船焼け。スイミングのおばちゃんの噂のタネになりそうです。
HYPER-TURKEY。