後半 / 羽生結弦選手が背負ったものを、少しでも、軽くするために・・・ | 見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~

見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~

励まされ、受けとめられて、初めて人は、生きていけるのかな?

コメント、嬉しいです。
励まされないと、何もできない性質なので・・・・。
って、いきなり弱気?

フィギュアスケートの羽生結弦選手を応援しています。

苦しい程に結弦くんが好きな方、ようこそ!

(前記事からの続きです)
$見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~

なぜか。


だって、ゆづるくんは、

「自分だけスケートをやっていて良いのだろうかという思いを抱えていた」と話していただじゃないですか。


ゆづるくんの周囲には、

震災の後、

好きなスポーツどころか、

普通の高校生として生きていくことすらできなくなった仲間が、

少なからず、いたに違いない・・・・んです。



東北高校には沿岸部からも通ってきていたと聞いています。

その生徒たちは、

必ず、震災の影響を受けているのです。

$見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~-あしなが育英会 立ち尽くす


家を無くし、

家族は職と収入を失い、

中には、大切な家族までを失い、

生活の基盤を全て失い、

この世に、たった一人、身ぐるみ剥がれた状態で残されてしまった子どもたちは、

特に、私立学校の生徒だったら、

授業料が払えなくなって退学するしかなくなってしまうことだって、

珍しくないはず。

それに引き換え、自分は・・・・


高校に通えるだけでなく、

好きなスケートも続けている。


生来、東北の方々は、

控えめで、

自分だけが得することを望みません。


自分よりも、辛い思いをしている方がいると思うだけで、

支援を断ってしまう、

そんな例を、私たちは3.11以降、何度も目にしてきたではありませんか。


まして、人一倍感受性の強いゆづるくんが、

自分ばっかり、高校だけでなく、スケートまで続けているなんて、

申し訳ない!と負い目に感じないはずがありません。




その怖れを裏付ける言葉を遂に見つけてしまったのは、

今年の3月でした。

「文芸春秋4月号」のゆづるくん特集記事の中にありました。

「仙台空港の南の方まで行くと、たくさんの瓦礫が転がっていて残酷だった。

本当は住宅街があった場所で、ガレキの先には海が見えたんです。

ぼくが通う東北高校には、(海岸沿いの)塩釜や気仙沼に住む子もいた。

メディアの前では、

『被災しても頑張って精一杯やっている姿を感じて欲しい』なんて答えていたけれど、

地震や津波の被害は本当に深刻で、

ぼくがスケートをしても何も変わらない。

自分が頑張ればみんなも喜ぶなんて、自分勝手な綺麗ごとだなと・・・・。

"自分がやるべき事は何だろう"って考え始めていました」

2012シーズンが近づいた頃の言葉だったということです。


クレバーなゆづるくんは、やっぱり、

「地震や津波の被害は本当に深刻で、ぼくがスケートをしても何も変わらない。」

という現実を、感じていたんですね・・。



この気持ちは、
今でも変わっていないでしょう。

だって、
現実は全然変わっていないんだもの。

まだ31万人も、避難生活を続けているんですよ・・・・!
http://tasukeaijapan.jp/?page_id=11505 復興庁連携プロジェクト 助け合いジャパン 全国の避難者数 


震災が起こる前、

私たちは、高校くらい、行けて当たり前と思っていた。

中退しちゃう子もいるけど、

そういうのは、本人(あるいは、その家族)の個人的な理由だと思って、

気にも止めなかった。


でも、

今は、違う。


ちょっとしたきっかけで、

子どものいる家庭は貧困に陥るのが、現在の日本の姿であると、

私たちは、知っています。
(以前、記事にしました・・・・・)
「貧困の連鎖」に終止符を!326万人の貧困世帯の子どもの未来に希望を! を読む 


貧困に陥ったたら・・・

高校には、あるいは中学にすら、

通えなくなってしまう子どもは、少なくありません。


特に震災の後、

被災三県を中心にして、

生活の場も、

生活の基盤も、

全てを失ってしまった沢山の子どもたちがいて、

学校に通うことを夢見ることすら、できないくらいに追い詰められてきている、

ということだって、知らないはずは、ないんです。


そういう中高生が身近にいるのに、

その子たちために何もできないことを、

ゆづるくんは、自分の苦しみとして背負っているに違いない・・・・・。

(はい、私は妄想癖がありますから・・・!)



でも、何もできなくなんかないよ!って、

ゆづるくんの肩を叩いてあげたいんです。


ゆづるくんのお陰で、

私たちは、力をもらった。


ゆづるくんのお陰で、

被災地に住む子どもたちに心を向けることができた。


だから、

私たちの力を、

ゆづるくんにあげるよって。



ゆづるくんの演技を見たときに感じた「生きていて良かった!」という感動を、

被災地の子どもたちへと返していくことだったら、

私たちにもできるよって。



少しずつでしかないけど、

ゆづる君が救いたいと願っている、

ゆづるくんの周りに沢山いる、

学校にさえ、通えなくなってしまった子どもたちに、

そのために、

将来に希望を持てなくなってしまった子どもたちに、

「ゆづるくんからのプレゼントなんだよ」って言いながら、

気持ちを届けてあげることなら、私たちもできるよって!


色んな方法があると思います。

たとえば、とっても手軽な方法を一つ、教えてくださった方がいらっしゃいますよね。

いつも、鮮烈な記事で私たちに様々なことを伝えてくださってるポプラさん。
http://ameblo.jp/popular2/entry-11492043465.html 


「あしなが育英会」への募金は、とっても手軽で簡単。しかも確実。
$見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~-あしなが育英会


「あしなが育英会」は、目に見える形で子どもたちを支援してくれるので、

その効果は、ゆづるくんにも簡単にわかります。



私たち、ゆづるくんのファンが、

こんな形で、東北の子どもたちを支援してると知ったら、

ゆづるくんは、どんなにか、ほっとするのではないでしょうか?


「東日本大震災で親を亡くした孤児、遺児、阪神の震災の孤児、遺児、

そしてその他の災害、病気,自死などの孤児、遺児を支援し、

学費をサポートする「あしなが育英会」への寄付は、

クレジットカードでも、郵便為替でも簡単にできます。」(上記記事より)

◆募金の方法など
http://www.ashinaga.org/support/entry-374.html 

(資料)
東日本震災により親を亡くした児童については、震災孤児数241人(岩手県94名、宮城県126名、福島県21名)、震災遺児1,372人(岩手県481名、宮城県749名、福島県142名)の確認が行われている(平成24年3月28日現在)。


(関連記事)
●津波遺児、未来に向かって一歩ふみ出した 

●高校授業料無償化でも45%が「教育費不足」 

●津波遺児へ支援活動開始 ~花巻のつどい開催~ 



最後に、

希望と夢とを持つことを諦めないこと、

その力を信じ続けようと、もういちど、心に刻みつけようと、

教えてくれるような動画を、

シェアしたいと思います。

さっき、yさんがご紹介くださって、

あ・・・これ、私はまだご紹介してなかった・・・!って思って。



被災地の子どもたちが、

夢を抱くこと、

希望に向かって歩み続けることを、

ゆづるくんと一緒に、応援していきませんか?




羽生結弦 威風堂々 Yuzuru Hanyu

http://youtu.be/94Ep2VCLUXc


最後までお読みくださり、ありがとうございました。
(お写真は、あしなが育英会のHPからお借りしました)


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