昨日の夜のティップネス丸の内での『TRXサーキット』が今年のラストレッスンでした。
12月30日、金曜日、しかもレッスンスタートが20:45。
参加してくださる方がいらっしゃるのか、心配だったのですが。
キャンセル待ちの満員でした。
そして終わった後、わざわざ声をかけてくださった方が。
「週末の最後にこのきついTRXをやって終わらないと、週を終えた気がしないんです。」
「普通なら疲れたから帰ろうとか、飲みに行こうとか思う人も多いはずだけど、このクラスに来ている人たちはみんな、そんなことよりTRXをやりたいと思ってるんですよ。」
「みんなTRXが大好きなんです。」
最後には涙が出そうになりました。
僕にとって、TRXとオフィシャルで関わる事ができたのは、このクラスがあったからです。
7ヶ月前、このクラスがスタートした時、こんなにたくさんの方が毎週参加してくださり、TRXを好きになっていただけるかどうか?
なんといっても日本では前例のない、TRXサスペンショントレーニング。
そしてグループレッスン。
しかも僕自身もアメリカでトレーニングを受けて来たばかりで、レッスンをやった経験がないわけですから。
僕は「絶対成功させる!」とは思っていましたが、でもそれは僕だけが思っていたのかも知れません。
でもこうして7ヶ月経って。
その実績があるからこそ、僕は来年に向けて胸を張って前に進める勇気を持つ事ができました。
あの時、まだ日本にはないTRXを取り入れ、グループエクササイズとしてやろうと決断し、そしてそれを岩沢に任そうとオファーをくださったティップネス本社の担当者の方々。
それを実現させるために様々な協力をしてくださった「Marunouchi Style」のスタッフのみなさん。
僕がTRXのコースインストラクターになるために、常に後押しをしてくれたTRX Japanの大工さん。
なにより毎週参加してくださったメンバーのみなさま。
心から感謝しています。
ありがとうございます。
来年もこのクラスがもっと参加者の方に喜んでいただけるクラスになるよう、さらなる工夫を重ね、精進していきます。
そしてこの楽しさ、効果、TRXが持っている人に強い身体と心を与える事ができるその本当の魅力を全国のあらゆる環境にいる方が体験し、毎日の生活に取り入れる事ができるように。
TRXの指導者を一人でも増やすことができるように、トレーニングコースの質を高め、それを多くの方に受講していただけるように全力を尽くします。
今年、全ての日本人が感じた悲しさ、喪失感、無力感。
まるで何事もなかったように、全てを忘れ去ったような顔をして笑っている人もいるかも知れませんが。
僕は忘れていません。
僕が願うのは、エクササイズを通して少しでも多くの日本人が心身を強くし、その強くなった心身で直面する様々な困難や問題に諦めずに立ち向かっていってほしいという事だけです。
格闘技系エクササイズもTRXも僕にとって持つ意味は同じです。
来年もその原点を忘れず、精一杯毎日を走り抜けていきます。
関わってくださった全ての方に感謝を込めて。
みなさま、良いお年をお迎えください。
岩沢陽介