tvkのエンターティナー 三浦綾子 | アナウンス研究コピペ保管庫

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tvkのエンターティナー 三浦綾子


miura


精鋭軍団・テレビ神奈川の女子アナで4人目に紹介するのは
tvkきってのエンターティナー三浦綾子。ひょうきんなキャラと
優れたトークセンスで日々視聴者を楽しませている。
元・新潟テレビ21の地方アナで2004年9月に退職後、
2006年3月tvkに入社した30歳。


「お笑い系」という大枠では、先に紹介した佐藤亜樹と同じ
タイプともいえるが、佐藤の場合は、ボケをかまし、グダグダな自分を
晒していく芸風。これに対し、三浦は自己完結的なボケも時には
披露するが基本的には積極的に共演者にツッコミを入れ、スタジオの
空気をまとめつつ番組を盛り上げていくエンターティナータイプである。
澱みなく決して間を置かずに次に発するべき言葉がポンポン出て
くる。女性アナとしては格別のトークセンスを持っている。


「まじめな」男性出演者との掛け合いが上手い。ハマランチョのMC
であるテミヤンをはじめ、ゲストの赤井勝、取材先の普通のおじさん
やお兄さんに軽妙な語り口で突っ込んだり、時にはおどけてみたり
しながら会話を弾ませて盛り上げていく。カメラが向くとフジの戸部洋子
ばりのものすごい変顔を見せたりする面も。誰に対してもフレンドリー
なので彼女のいる番組は常に明るい。(唯一、あまり相性がいいとは
いえなかったのがデビッド伊東。「あっぱれKANAGAWA大行進」で
共演したのだが、デビ・三浦の両者とも基本は突っ込みタイプなので、
ここでは三浦がボケに徹するしかなく、噛みあいがイマイチだったと
私は見る。)


こんなキャラの三浦ではあるが、夜間はニュース930のキャスターを
務めている。こちらは三浦の本来のキャラが生かされていないと言え
るものの持ち前の器用さで無難に捌いているところはさすがといった所。


ただ、三浦の原稿読みはやや物足りない。声質がそれほどよくないから
である。所謂「ささやき」系のボイスで優しい響きは持っているものの、
声に張りがなくパワーがない。この点では他の精鋭tvkアナ陣に劣ると
思う。しかしながら彼女の「シャベリ」の技術、フリートークの軽快さは
tvkはおろか業界でも屈指の実力といえるので、とくにトーク重視の
現代のテレビ界ではもっとも必要とされる人材だとはいえる。


昨年秋に番組で突然、結婚を発表。2chのファンスレを見てると、この
結婚発表がファンには相当ショックだった模様。あだ名が「部長」
といわれるように一見、三枚目のキャラに思われる三浦だが、実は
彼女には思った以上に男性ファンが多く、アナヲタの間では彼女は隠れた
「お嫁さんにしたい」タイプのアナだった。
(男というのはこういう明るくて、品性を落とさない程度に笑わせてくれる
女性が結構好きなのである)
三浦自身もこのことに気づいていなかったかもしれない。ただtvkアナの
価値は結婚や交際では簡単に下がらない、それだけの実力と存在感を
持っている人達だと私は思っているので、これまで以上に三浦が
tvkの番組で活躍してくれることを期待している。