埼玉の至宝 亀井薫 | アナウンス研究コピペ保管庫

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埼玉の至宝 亀井薫


kamekaori

08年3月まで約4年に渡り、テレビ埼玉(テレ玉)の顔として
活躍した亀井薫。(現在ボイスワークス所属)

彼女はtvk、千葉テレ、テレ玉の首都圏3局ネット番組「ひるたま」
(旧称ひるびん)の単独MCを担当、関東UHF史上最高の癒し系アナ
として多くのファンの支持を得た、まさに「埼玉の至宝」といっても

過言ではないアナウンス界のスターである。


「ひるたま」では、単独司会者として音楽、書籍、グルメその他
多方面の話題に触れながら、DJ風の軽妙なトークを展開。
番組をテキパキと進行する姿に、たちまちUHF視聴者が
彼女にメロメロになってしまったのは紛れもない事実である。


声質は超がつくソフトで透明感のあるリリコボイス、綺麗な声で
ありながらどことなく庶民的で親しみやすい響きも持っているの
で、昼の主婦向けの明るい番組のコンセプトに合っていた。
色気がないわけではないが、殆どいやらしさを感じさせない女性
なので、老若男女、誰にでも好かれるタイプ。30歳を越えてても
「清純派」で十分通用する。
番組に登場するゲストも亀井薫の前では思わず顔がほころぶ。
とくに月曜の音楽評論家と火曜の書店店主(本の紹介に登場する)
は画面越しに亀井への好意がムンムンと伝わり、思わず見ている
私も彼らに感情移入してしまうほどであった。
また、彼女は番組に送られてきた視聴者からのファックスに一言
コメントするのだが、コメント内容一つ一つが優しくて厳しいことは
全く言わない。そんな彼女の人柄に毎度ながら親しみを誰もが
感じたものである。


今年の3月に惜しまれつつ番組を降板。と同時にテレ玉を去った。
番組終了時には、降板を惜しむレギュラーゲスト陣の映像が紹介さ
れたがどの人も押しなべて亀井の人柄の良さや癒し系キャラについ
て触れていた。
立派だと思ったのは、彼女は最終回の最後の最後まで笑顔を絶や

さず、涙を決して見せなかったこと。昼間から番組をシンミリさせない

彼女の配慮だと思うが、優しさと同時に強さを感じさせる、さすがは

数年に渡り1時間番組を一人で切り盛りしていただけの根性があると

思った。ちなみに、ひるたまの次の時間帯に(12時30分~)に放送

している同じく首都圏3局ネットの「ハマランチョ」(tvk制作)のMC

テミヤンもひるたま最終回の折には番組冒頭で亀井について触れ、
「さきほど、ひるたまが最終回で終わりましたが、亀井さんの優しい

笑顔が見られなくなるのは寂しいですね」とコメントしている。


元々、青森放送の地方局アナ(99年入社)であり、現セントフォースの
中田有紀は青森時代の3年先輩にあたる。(時期も少しかぶっている)。
テレ玉を卒業した後、今年の4月以降は何をやっているのかというと
なんとNHK教育テレビの「趣味の園芸」に出演している。アナウンサー
の仕事とは言い難い、アシスタント的な役割なのだが、ラフな
服装で畑仕事をする亀井の姿を見るのもなかなか良いものである。