■キングコング King Kong | ツボヤキ日記★TSUBOYAKI DIARY

ツボヤキ日記★TSUBOYAKI DIARY

映画 [新作・旧作・TRAILER] を中心に、ツボにはまり、ボヤキもチラホラの果てしない
日記になるか、カッカッしながらも、とほほの日記になるか・・・
ツボとボヤキで「ツボヤキ」日記。では参ります!


■King Kong キングコング ★

●映画「キングコング」は、1933年RKO映画で世に初登場。ハリウッド映画を代表する「モンスター」とされているのが、なんだかな。モンスター、って言うてもねえ。。。ブツブツ。地図にも記されていない不可解な場所に忽然とある孤島スカル・アイランドにいたキングコングを主人公に描いた特撮映画「キングコング」。続編「コングの復讐」もある。日本では1962年「キングコング対ゴジラ」、1967年「キングコングの逆襲」が製作されている。当方は未見デス。映画館で見ているのは、76年のリメイク版「キングコング」のみ。で、既にご承知でしょうが、本年12月、「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督によるさらなるリメイク作が公開予定です。

さ、どうするか。見るか見ないか・・・見るデスよ。
時代背景をぐっと前に戻したのさ、ピーター・ジャクソンは。おお、も、そこでちょいとばかし、気になってきた。1933年・・・原作者エドガー・ウォレスにメリアン、総製作指揮セルズニックやもんね。監督メリアン・C・クーパーによる初代キングコングの、あの時代に立ち返って、レトロな街並みも配した。






1930年代、大恐慌時代のニューヨークを舞台に幕が落とされる。誰もが飢餓感を抱え、その日を生きるのに必死になって、右往左往していた時代(「シンデレラ・マン」も「シービスケット」もそんな時代だったデスね・・・もっとあるデスよ「スカイ・キャプテン」も・・・)。ヴォードビルの世界で失業したまま、今日のパンも買えないナオミ・ワッツ扮するアン。彼女が、カール・デナムに会った時、彼女の運命は一変する。デナムは、実に巧みな話術を持った、ある意味カリスマ的な企業家といえるかもしれない。映画製作で一儲けして、娯楽産業で名を成そうと目論む野心家であり、冒険家。彼の大胆で活力に溢れた行動力には、周囲の者たちを巻き込むパワーがありそうだ。それは・・・最終的にとんでもない事態を引き起こす事になるデスね。





当方が見たのは1回きりで、しかもリメイクの76年版「キングコング」のみだが、コレ、実はひじょうに後味が悪かった。ジェシカ・ラングは確かにココで花開き、その後の活躍の道が開けていった分けですがね、映画の内容はなかなかコングがチャーミングでユーモラスな表情に凝ったりして、巧く作っただけに、結果はキングコングの虐殺、という印象が残っている。勝手に島から拉致した格好で、アメリカくんだりまで連れてきて、キングコングは見世物かい。おいおい、待て、と思ったデスね。ジェフ・ブリッジス好きなのに、印象が薄いんだ。
で、76年版は、歴代キングコング映画の中では一等、人間のエゴを強調して描いた分、評判にはなったが、今回は如何なのか。前作も今、新たに見直せば違う見方が出来るのかもしれないが、見直す気力は失せたまま。そこで、今回のキングコングに対する当方のノリは、悪いかもしれんデス。結末は、同じなのだろうか。同じなのだよな・・・Trailerを見る限り、どうも筋は原作に基づき、撮影技術の向上、あとは監督の意図するところがどこにあるか、だ。いろんなオファーを断って、この映画に入ったナオミ・ワッツのスター街道へのステップアップはこれで約束されるのかもしれん。エイドリアン・ブロディは悪くないだろうが、君は次があるからね、期待している。







エイドリアン・ブロディは、当初は学者役か、と思いきやジャック・ドリスコルという・・・。カール・デナム役は「スクール・オブ・ロック」のジャック・ブラック、出てきたデスね!ちなみにキングコングは、「ロード・オブ・ザ・リング」でゴラムを生かしたアンディ・サーキスが、今回、モーション・キャプチャパフォーマンスを含めて、その演技を行なっています。・・・にしても、撮影当初は変わりなかった監督、そ、その御身はどーしたデスか?ど、どーしたらそーなるデスか?


▲おまけ・・・クリック(凄ッ!)

さて、話を元に戻さんと・・・イカンですネ、スマンですね・・・。

一部、海外では「今までのキングコングとは違う」と。「今までのキングコングは好きじゃなかったでしょ、それが、今度はデジタル処理されたキングコングで今までとは違う」・・・などとお題目のように言われている。当方は、前作のキングコングさんは、好きデスた。好きにさせてくれたから、最後がむむむ・・・ああ、哀しいぞお、でわかっちゃいても気持ちは重くなるばかりデシタ。

今回のデジタル処理で登場するコングは、ゴリラ版ハルクにはしない!と。そのまなざしにもこだわって製作中だという。

で、今回、彼は勢いのある全盛期のキングコングのイメージではなく、やや老け顔だそーです。TOPの画像クリックで・・・嗚呼~~~左目の哀愁をなんとしよう・・おお、も、いつだって君の味方だいッ!やっぱ応援にいかないとイカンですわ、この目をみりゃね・・・も、泣くデスよ。泣かせんでくれよ、ピーター!と吼えておこうか。









で、お披露目は大々的に、当ったり前でしょのニューヨークでやると。ニューヨーク市も大歓迎で後押しするんだと。ナオミ・ワッツは言うてます。「彼はとても優しい。それは信じられないほどの力、男っぽい魅力的な何かがあるの。それって、みんなが男性で望んでいるものじゃないの?」ま、そこそこの宣伝文句になるよな至極当然のPRデス。さて、公開は12月14日。全世界一斉公開だそーです。結構手広い上映プロモーションが展開される模様デス。見ます、がね。日本は、赤穂浪士の討ち入りの日やろうが。。。映画館に討ち入っちゃうか。。。ぐはッ(ペコリ)(2005年/製作国ニュージーランド・アメリカ/アメリカ公開2005年12月14日/日本同時公開)




▲孤高・・・バットマンみたいや!涙(ビリケン言うたらアカン)


▲The Fay Wray Pages
フェイ・レイ1933年版キングコングスチールも満載。
実は、昨年亡くなったフェイ・レイ。
彼女には重要な台詞が用意され、本作へのオファーが成されていた。


▲Trailers


▲Trailer ほんのちょい要時間


▲KingKong Net


▲KingKong diary


▲Photos, audio and video from this story


▲ジェイミー・ベル:インタビュー


▲king kong:A Look Inside&Teaser
Choose a size to play a movie!
これはもう事前に見たくなるものデス。


▲Official site


▲Official site:Japan
オフィシャルでもTRAILERはご覧になれます。


●Directer:Peter Jackson ピーター・ジャクソン
●Screenwriter:Peter Jackson ピーター・ジャクソン
  Fran Walsh フラン・ウォルシュ
  Philippa Boyens フィリッパ・ボウエン
●Story:原案:Merian C. Cooper メリアン・C・クーパー
  Edgar Wallace エドガー・ウォレス
●Cast:Naomi Watts ナオミ・ワッツ Jack Black ジャック・ブラック Adrien Brody エイドリアン・ブロディ Andy Serkis アンディ・サーキス Jamie Bell ジェイミー・ベル Kyle Chandler カイル・チャンドラー Colin Hanks コリン・ハンクス Thomas Kretschmann トーマス・クレッチマン


ビデオメーカー
キングコング
アイ・ヴィー・シー
キング・コング
アイ・ヴィー・シー
キング・コング
ジェネオン エンタテインメント
キングコング2
King Kong (1933) / (Rmst)
Paramount Studio
King Kong (1976)
King Kong
Max Steiner, Fred Steiner, Louis Forbes, Max Steiner, Cinerama Philharmonic Orchestra, National Philharmonic Orchestra, RKO Radio Pictures Orchestra
King Kong (1933 Film) / This Is Cinerama (1952 Film) / Death Of A Scoundrel (1956 Film) [3 on 1]
David Brin
King Kong Is Back!: An Unauthorized Look at One Humongous Ape! (Smart Pop Series)
King Kong Journal (Turner Classic Movies)