むしろ腹の立つイデアっぷり/坂本龍一(63歳) | だからおっさん最高だって言ってんだろ

だからおっさん最高だって言ってんだろ

40代以降男性の良さを世界に発信し続ける孤高のブログ

坂本龍一

いいから黙って「坂本龍一 猫耳」を画像検索しろ。

今日の話はもうこの一行で終わってもいいです。


ご覧頂けましたでしょうか。猫耳坂本龍一。
坂本龍一とは何でしょう。作曲家ですよ。
いいですか。秋元康にプロデュースされたアイドルじゃないんですよ。
どっちかって言えば秋元康ポジションですよ。
なのに、この猫耳おっさん、軽く女子より可愛い。あとポーズがあざとい。

坂本龍一は作曲家だとか、環境活動家だとか、もう今回はそんな事どうでも良いんです。
坂本龍一は、自らのおっさんとしての魅力、
その最大限の使い方を把握している魔性の中年です。
一体どんな年の取り方をすればこうなるのか、想像も付きません。


私の中で坂本龍一のおっさん完成度はイデア並みに高いのです。
太らず、若作りせず、自然と年齢を身につけ、皺だらけの笑顔を身につけ、
そういう「出来る大人」をやっておきながら猫耳を付ける。しかも上目遣い追加。

そしてそこに「俺みたいな良い年のオジサンが猫耳なんて」という恥じらいはゼロです。
「俺って猫耳つけても普通に可愛いだろ」という自信しか見えません。
なんなんでしょうね。もう、この人絶対自分が大好きですね。
それでいて素朴感のあるこの佇まいですよ。「sotokoto」の表紙とか載ってそう。
でも素朴感って、色々極めた先にある大人の余裕が必要なんだぜ、本当は。


坂本龍一が耽美系美青年だったことは「戦場のメリークリスマス」でも知られていますが
あんな目がくりくりしてて、綺麗な白髪で、痩せててオシャレで、
今でも美中年っぷりを維持できるって奇跡なんじゃないかと思うんですよ。
ちなみに最近よく坂本龍一がかけてる「わざと外したかのような黒縁丸メガネ」も
自らが美しすぎるが故に目力を封印するためのアイテムなんだと思います。


そんな訳で私たちは昨日の村上春樹に引き続き、
こうやって能力のある(けど全然そんなこと無いよという顔をしている)おっさんに
今日も騙されて小説買ったり音楽聴いたり猫耳写真あさって悶えたりする訳です。
本人達はわかって涼しい顔をしていて、大変憎たらしいですね。大好き。


明日は、わざわざTwitterで「あのおっさんを取り上げてくれ」と
友達からリクエストの会った人を取り上げます。
友達に読まれるって・・・いや、ありがたいことだ・・・。
どうぞお楽しみに。