「がんばっぺ~」今年もよろしく! | 北欧から学ぶシンプルライフ

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―ほんとうの豊かさってなぁに?―

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迎春―ちょっと遅れましたが、新年おめでとうございます。
ご存じ、被災避難者を支援するボランティア組織「がんばっぺ~中央・佃シニアサロン」です。今年も倍増のご支援を、どうぞよろしくお願い申し上げます。まず、故郷を遠く離れて暮らす避難者のみなさんは、2度目の正月をお元気で迎えられたでしょうか?東日本大震災が忘れ去られ、風化してしまわないよう、われわれもしっかりと記憶にとどめておく努力が求められます。日本列島に暮らす誰にっとても、大規模な自然災害は「明日は我が身」のことなのですから。

さて、「がんばっぺ~」は2013年も年頭から元気に活動を始め、初春1月12日(土)に地元・佃で第4回目の会合を開きました。それが、またまた総勢50人近い大盛況だったんです!その様子を、2回に分けてご報告しましょう。

おばあちゃんに教えてもらった折り紙の鬼。怖い?


うえ~、これは春から縁起がいいねぇ―と、主催者のボランティア全員が再び感激・歓喜の笑みを浮かべなのです。昨年11/11開催の前回を上回る、何と10家族19人もの親子が東京都内から参加して下さいました。先の地元・月島名物もんじゃ焼きに続き、今回用意したのは東北地方ではなじみ深い故郷の味「芋煮」。美味しそうに芋煮を食べる親子の絵入りチラシが功を奏したのでしょう。前回同様に、中央区内だけでなく千代田、江東、中野、板橋区内からも顔を出してくれたのです。大半が幼稚園児から小学校低学年ぐらいのお子さんを連れた、リピーターの若いお母さん方です。おばあちゃんや故郷に残って仕事をしていてわざわざ上京して来たお父さんも、1,2人いました。

そうした被災避難者に、ボランティアや地域の人々を加えた参加者は総勢47名。食べ慣れた故郷の味よりも薄めのしょうゆ味の温かい「東京風芋煮」が大受けでした。「とても上品で、美味しいです」「薄味が好き」。満足げな声が、あちこちから聞こえました。みんなが一緒に、おしゃべりしながら好物を頂く幸せ!そんな心温まる雰囲気でした。

芋煮で元気になった後は、ギターの生演奏に合わせた懐かしのメロディーの合唱と折り紙教室です。われわれ催者側の「折り紙は、子供のために」は、まったくの見当違いでした。子供たちには難しすぎるのか、受講生の主役はたちまち大人に。講師の先生は七十歳を過ぎたおばあさんだが、指先を休めずにたっぷり一時間掛けての懇切丁寧な指導の結果、みんなが節分の赤鬼・青鬼を見事に仕上げることができました。「できた~」「ぼくには、難しいや」―そんな楽しい折り紙教室の模様は、近日中に公開しますからお持ち下さい。