藤沢あゆみさんの新刊、「何があっても自分の味方でいれば、あなたはこれまでで一番好きな人に出会う」がやっと届きました。
- 何があっても自分の味方でいれば、あなたはこれまでで一番好きなひとに出会う/中経出版
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最近、我が家の本棚に残す本の基準が「自分が読むか読まないか」ではなく、「娘たちに残しておきたいかどうか」に変わっています。
そして、この本は間違いなく「娘たちに残したい本」でした。
最近の思春期の子供たちは、感情の扱いが下手な子が多いな、と私は感じています。
それは、インターネットが発達し、若いうちから携帯を持ち、LINEが登場したことで短文のやり取りを繰り返し、生身で感情のやり取りをする機会が私たちが思春期の頃よりも圧倒的に少ないことや、
本という想像力を養う世界より、すでに創られた誰かの想像の世界で繰り広げるゲームに夢中になる、など、色々な原因があるように思います。
だから、自分の感情と相手の感情が異なるときの対処の仕方が分からない。
人の痛みが想像できない。
・・・などなど、対人における感情面において幼稚なまま成長している子が多いと思うんです。
そういう子が恋愛をするとどうなるか?
自分の感情に振り回され、相手の感情に振り回され、自分を見失い、自分の軸が簡単になくなる。
対人関係に恐れを抱いたまま、自分なんてダメだというコンプレックスを抱いたまま、年齢を重ねていってしまう・・・。
この本を読んで思ったのは、
「これ、学校の教科書にして、子供たちが学んでくれたらいいのに」
でした。
タイトルは恋愛本そのものです。
でも、これは人生において、母親が娘に知っておいて欲しい、と思うこと、わが娘に身に着けて欲しいと思う「人生力」を教えてくれるものです。
それが、恋愛という分かりやすい「どうしても仲良くしたい相手」を存在させることで、思春期の子供たちにも理解しやすくなっている、という感じでしょうか。
でも、アラフォー以降世代の女性にも読んでもらいたいな。
この世代、もう色々な経験を積んで「自分なりの思い込み」を抱えていて、ある意味「頑固」になっているところがありますから(笑)
それが邪魔をして、パートナーとの関係をややこしくしている人も多いですもんね。
一度、若かりし頃のあの想いを蘇らせてみる。
心を漂白することができますよ!
ほんとにオススメです。
>>1月15日までキャンペーンされていますよ♪
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