先生が歴史的建造物の名前を意図的に歪曲して説明!? | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は2582文字です。(読破予想時間:約6分8秒)

 

どういう訳か、未だに時折ふと思い出す、小学校の頃の小さな記憶の話です。

 

「何と、学校の先生が!」と言う、驚くべきエピソードです。

 

そして、何もかもが少しずつおかしい、突っ込み所満載のエピソードでもあります。

 

特に、自分で結論を出したり、自己完結したりせず、書きっぱなしで終わろうかと思ってる記事です。

 

結論は、それぞれの読者さんへお任せします。( ̄▽+ ̄*)

 

ちなみに、外交や政治とは無関係の話です。(^o^;)

 

 

小学校の頃、大門(だいもん)君と言う同級生がいた。

 

特にこれだけで個人が特定される事もないし、今回は本名で書く事にしたのだが、本名を使うと決めたのには、もう一つ重要な理由がある。

 

詳しくはおいおい分かると思うが、今から話すのは、とにかく、この本名にまつわるエピソードなので、ここをぼかす訳にはいかないと言う理由だ。

 

この大門君と僕は、ただの一度も同じクラスになった事はなく、小学校時代から卒業の今に至るまで、個人的な付き合いは一切ない

 

同級生なので、口くらいは何度かきいた事はあると思うのだが、特にその記憶も残っていない。

 

大門君は、どちらかと言えば、やや、やんちゃなタイプで、勉強の方はあまり得意なタイプには見えない、坊主頭の活発な少年だった。

 

そんな大門君の身に降り掛かった、他人からしてみれば小さな、そして本人にしてみればおそらく大きな災難の話だ。

 

 

遠足だったか、修学旅行だったか、はたまた林間学校だったか記憶は定かではないが、いろいろな記憶を元に消去法で推測するに、あれはおそらく、小5の林間学校の説明会での出来事だった様に思う。

 

国宝になっている東大寺の南大門や、法隆寺の南大門を始め、大門(だいもん)と呼ばれる歴史的建造物は全国のあちらこちらに存在している。

 

ある日、学校で僕達の学年全員が体育館に集められて、おそらく林間学校の栞であろう印刷物を配られて、その説明を受けていた時の事だ。

 

その栞に、どこの建造物の話かは覚えていないが、頻繁に「大門」と名の付く場所が登場するのだ。

 

地図を見ても「南大門」だの「東大門」だの、そして、モロに「大門」とだけ書かれてある所もある。

 

当時、学年主任だった男の先生がその栞を見ながら、見学の行程や集合場所の説明や休憩や食事の説明などしていたのだが、その説明でくどい程「大門」と言う言葉が登場するのだ。

 

僕達のクラスの人間は、特にそこを意識する事もなかったのだが、別のあるクラスで、先生の口から「大門」と言う言葉が出る度にクスクスと笑いが起こるのだ。

 

そう。

 

察しの通り、そのクラスとは大門君のいるクラスだ。

 

そのからかいに気付いた学年主任の先生は、とっさにあろう事か「だいもん」の事を「おおもん」と読み替えて説明を続けたのだ。

 

これは、明らかに間違いだ。

 

小学生でも、そのくらいの知識は持っている。

 

早速、前の方にいた生徒から「先生、大門(だいもん)でしょ」と言う指摘が飛ぶ。

 

しかし、何と、その先生はそこでその正しい意見をはねのけたのだ!

 

これは、いくらなんでも暴挙がすぎる。

 

先生がからかわれている生徒を気遣うのは分かる。

 

しかし、生徒全員に間違った知識を教えるのは、絶対にしちゃいかんだろ。

 

それは、流石に子供の僕にも分かった。

 

でも、先生は、そこはもう曲げない。

 

質問の時や、栞を読む様にあてられた生徒が、「だいもん」と発音する度に、「おおもん!」と大きな声で正そうとする

 

そうこうしている内に、大門君の周りが何だかざわつき始めたのだ。

 

そこで、ある生徒がこう言った。

 

先生、大門が泣いてます。

 

そちらを見てみると、確かに、大門君が泣きじゃくっている。

 

確かに、皆がクスクスと笑ってからかいムードの時も、大門君は嫌そうにはしてたが、泣いてはいなかった。

 

でも、先生が無理矢理真実をねじ曲げて庇い始めてしばらくしてから、大門君は泣きじゃくってしまっている。

 

先生は、皆にこれ以上からかわない様にと言う事や、もう、大門君に注目せずに先生に注目する様に促したのだが、これは、果たして、からかわれたから流した涙なのだろうかと今でも思い出す度に思うのだ。

 

僕には大門君の心理は未だに理解は出来ていない。

 

しかし、先生の言う様にからかわれて大泣きしたのではないと言う、確信に近い思いがある。

 

無理矢理、真実がねじ曲げられていく事に対して、いたたまれなくなったのか、或いは、その庇い方によって、何だか惨めな気分にさせられたのか、いろいろ想像してみたが、どれもピンと来ない。

 

あれは、時代のせいなのだろうか?

 

いや、きっと違う。

 

あの時代のリアルタイムの子供でも、有り得ない話だと感じていたのだ。

 

それは、あの時代でも非常識な、かなりズレた話だった事の証明ではないだろうか。

 

 

大門君は、同級生ではあったが、別に友達だった訳ではないので、性格も生い立ちもよく知らない。

 

それだけに、彼がなぜあそこで泣きじゃくったのかを導き出すのは困難な立場でもある。

 

そして、友達でもない間柄だったので、そこまで可哀想だと思った記憶もない。

 

なのに、何故かこの話が頭から消えない。

 

確かに、先生の強引な事実歪曲は、インパクトの大きな行動ではあったので、今でも自分の中に大きな印象を残している原因は、寧ろ、そのせいだとは思うのだが。

 

しかし、この先生が生徒の為にと、とった行動のあちこちに突っ込み所があって、その少しずつの歪みが、結局その生徒に返っていくこのおかしな判断。

 

その要因に気付いていないが故に、その後に処置らしい処置もなかったと言う事実。

 

 

今回は、敢えて、細かい思いや突っ込みを端折ってみましたが、ならば自分がって人がいれば是非、コメント欄にでも突っ込んでみてあげて下さい。

 

その先生には届く事はありませんが。

 

ま、今回のこの話は、何となく思い出したので書いてみたと言う、それだけの話です。

 

たったこれだけの話ですが、楽しんで頂けたのなら嬉しいです。

 

 

【追記】2016.7.30

 

大門君の涙の訳の仮説が浮かびましたので、早速、書いてみました。(下記リンク)

 

◇先生が歴史歪曲の話・続編、大門君の涙の訳

 

この記事と合わせてどうぞ。


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