この記事は2362文字です。(読破予想時間:約5分37秒)
今回は、古い、昔々のカラオケの話です。
そんな時代を知らない「へぇ~、そうなんだぁ」って世代の方も、「懐かしい~!」と言う世代の方も楽しんで頂ければと思います。
それでは#カラオケ回顧録、始まります。
僕は、小さな頃、気が付くと周りが見えないくらい自分の世界に完全に入り込んで、妄想の世界の中で一人で黙々と遊ぶ様なそんな子だった。
勿論、友達とも遊ぶが、一人遊びが大好きだった。
その中でも、音楽やレコードを聴くのと本を読むのは特に好きで、一人で音楽を聴いたり本を読んだりしている内に日が暮れてきて、部屋が暗くなってきている事にさえ気付かないくらいのめり込んでいたなんて事も珍しくはないって程だった。
元々、そんな風に子供の頃から音楽は大好きな子で、歌を歌うのも大好きな子だった。
童謡がたくさん載っているうたぼんを端から端まで大きな声で歌うのなんて、楽しくて仕方がないくらい好きな遊びの一つだった。
小学校に上がってからは、しょっちゅう、音楽の教科書を端から端まで全曲歌ったりしたものだ。
前にも書いたが、僕が子供の頃にはカラオケボックスなんてものはまだ存在していない。
今のカラオケボックスの元となるスタイルの店が登場したのは、僕が高校生の頃だ。
カラオケ自体は子供の頃から既に存在していたのだが、そんなに身近なものではなかった。
その頃は子供なので飲み屋の事は分からないが、スナックなどにはあったのかも知れない。
当時、僕達子供がカラオケに触れる機会と言えば、旅館などの大広間の宴会場くらいだ。
しかも、今の様なカラオケではなく、8トラックのテープで通称「ハットラ」と呼ばれるカラオケだった。
そのテープには全部で8曲の曲が収録されていて、たくさんあるテープの中から自分の歌いたい曲が入ったテープを探して、プレイヤーにセットして再生すると言うちょっと面倒なものだった。
当然、新曲なんて店が仕入れてなければ自動的には入らないので、さびれた旅館などでは、かなり古い曲しかない事も多く、そうなると歌うお客も減り、店はまた新譜は入荷しなくなると言う悪循環が起こるなんて事になっているケースも珍しくはなかっただろう。
そして、その8トラには、今の様に歌詞や映像が表示されるモニターなんて気の利いたものはない。
8トラのテープを買った時にそのテープについてくる紙の歌詞カードがあるだけだ。
お客さんは皆、その歌詞カードを見ながら歌う。
どのお客さんもその1枚の歌詞カードを使うので、畳んでいる折り目から破れそうになっている歌詞カードや破れてセロテープで貼ってある歌詞カードなんてものはしょっちゅうあったくらいだ。
それでもあるだけマシで、紛失したまま歌詞カードがないと言うテープもちょくちょく遭遇した記憶がある。
そんな古い時代の話だが、今でも初めてカラオケを目の当たりにした日の事は覚えている。
おそらく、小学校の1、2年生くらいの頃だっただろうか?
一体、何の集まりでそんな場所にいたのかは覚えていないが、たくさんの親戚が、低いステージのある大広間に集まってカラオケを楽しんでいた記憶があるが、それが多分人生で初めてのカラオケ体験だ。
ステージと言っても、床から10cmか15cmくらいの高さの段がついているだけのものだが、それだけでも当時は、別空間を感じるには十分な威力を発揮していた。
いつもラジオやレコードで聴いているプロの歌手のバックで流れてくる様な演奏をバックに歌えるなんて、なんて夢の様な話なんだろうと、半端なくワクワクしたものだ。(≧▽≦)
当時は皆、カラオケなんて馴染みがなかった様で、大人同士も照れて遠慮し合い、互いに押し付け合ってなかなか誰も歌おうとしなかったのだが、そんなエピソードも当時は定番で今の様にスムーズにカラオケが始まるなんて事は珍しい、そんな時代だった。(^▽^;)
ようやくカラオケを交えた宴会が始まって、子供達も歌う様に薦められて歌ったのだが、物凄く緊張したのを覚えている。(→o←)ゞ
いつも一人で家で大声で歌っている様な調子も出ないし、大きな声も出ない。(((( ;°Д°))))
その時歌ったナンバーは、今も忘れはしないアニメ『天才バカボン』の主題歌だ。
それが初カラオケの体験なのかと言えば、合ってるが違う。(?_?)ハテ?
宴会と言う形でカラオケを楽しむ場は、初体験だったのだが、実は、僕はその時、カラオケでは歌っていない。
何とアカペラだ。( ̄0 ̄; デュワ~!
しかも、その事に気付いたのは、かなりの年月が過ぎてからである。(・・;)
カラオケへの憧れと緊張とで、マイクを渡されると曲を探してくれてる大人に曲も告げずに、すぐに歌い出してしまったのだ。(-。-;)
あんなにカラオケにワクワクドキドキしたのは一体なんだったんだろう・・・。(-""-;)ウ~ン
でも、舞台で人前で歌う事の心地よさが初体験であったのは確かだ。(ノ゚ο゚)ノ
そんな経緯があって、しばらくこれが初カラオケだと思い込んでたせいもあって、本当にカラオケで初めて歌ったのがいつかと言う記憶はない。( ̄ー ̄;
自分の原点と言うと、自分の中でも基準によっていろんな説が出てくるのだが、これも自分の歌の原点の一つと間違いなく言えると思う。
いかがでしたか?
時代を追って、カラオケ回顧録を何回かに分けて書いてもいいかもしれないなんて、ちょっと思ってます。
面白いと思った方は、どこでもかまいません。
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その反応と僕の気分次第で次回作が決まります。( ̄▽+ ̄*)キラーン!
むふ。( ´艸`)
最後までお付き合い、ありがとうございました。(*^ー^)ノ
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
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