Julia Simon ジュリア・シモンがマス・スタートで優勝。フランスの女子選手ではマス・スタートに2回優勝を飾ったのは初めて。
1月23日(土)イタリアのアントルズ( Antholz ) に移動して行われたバイアスロンワールドカップの女子マススタート(12.5 km) でフランスのジュリア・シモンが2度目の優勝を飾った。
2位のスエーデン、ハンナ・ウーベルグ ( Hanna Oeberg ) とは僅かに 0.2 秒差だった。
ジュリアは射撃では3発を外し17/20 だったが若さと滑りにものを言わせ、最後の1km ほどでスパートを掛けた。ウーベルグとイタリア選手を追い抜き、スプリントに強いウーベルグに追い込まれながらフィニッシュ・ラインを僅差で先に切り優勝した。
ジュリアは1991年10月9日生まれの23歳。
先週1月17日(日)にドイツのオーベルホフ(Oberhof )で行われたマス・スタートでやはり射撃では3発を外しながら優勝した。
(写真はネットからお借りしました)
マス・スタートはバイアスロンの種目(スプリント、パーシュート、リレーなど)の一種で出場する30人の選手が一斉にスタートし、ピストを回りながら4回射撃(伏撃ち2回、立撃ち2回、それぞれ一回は5発づつ)し、外した数のペナルテイループを回り、タイムを競う競技。ペナルテイループは普通150mなので外した数だけタイムロスすることになる。