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2016-07-25 01:35:11

木戸を作り替える

テーマ:日曜大工
106年ぶりの洪水を引き起こした大雨に続いて、またもや高齢者を熱中症で入院させるほどの酷暑、夕立と落雷で電話とインターネットの接続を外さねばならないなど、天候への対応が大変な夏の入りでしたが、それもどうやら落ち着いて、適度に暑く木陰では涼しく過ごしやすい8月になりそうです。明日からの週は毎日晴天だそうで、やっと庭の傷んだ垣根と物置の修理にかかれます。


ペンキ塗り始め

2000mm x 60mm x 16~20mm の巾木を 860~ 950mmの長さに切って、先端を丸くし、やすりがけしたうえでペンキを塗り始めました。

今日中に下塗りを終え、明日は柱を切り地中に埋める工事をした上で、扉を組立て柱に取り付けます。

9月には家を売りに出すので
傷んだ木戸を作り替え少しでも見栄えを良くしようという魂胆です。


ニースに続いてミュンヘンと、立て続けの惨劇で、テレビを視てばかりの日々となりました。

まあ、他にもトウール・ド・フランスの自転車ロードレースもは時々見るんですけどね。

レースも今日が最終日。シャンゼリゼの決勝ゴールと表彰式が夕方あります。
決勝ゴールをキャベンデイッシュかペーター・サガンが頑張るか見ものです。スロバキアのサガンは陽気なキャラが愛されていて総合でスーパー敢闘賞(レース全コースを通じ最も闘志をみせた選手)に選ばれています。

(と、今日のスタート前にこう書いたのですが、いまテレビ中継で知ったところによれば、キャベンデイッシュはリオ・オリンピックに備えるため最終レースは欠場だそうです)

個人総合の順位はもう決まってしまったので、今日はシャンペンを飲みながらのお祭りのパレードですね。

今、16時50分、シャンテイをスタートしました。

3回目の優勝をものしたのは、ケニアのナイロビ生まれの英国人クリストファー・フルーム Christopher Froome。

今年は30年振りかでようやくフランス人の若手が登場。個人総合で2位になり表彰台に上がるのは、ロマン・バルデ。25歳でオーヴェルニュ山岳地帯の出身。エンジニア、知性派の青年です。あと2~3年すれば優勝も夢じゃないとフランス中の期待が寄せられています。

3位にコロンビアのキンタナが入る筈です。

日本の新城選手は昨日23日(最終の1日前)のランクでは117位。トップのフルームに3時間57分の差ですが、2週間前より3位あげました。頑張りましたね。

シャンゼリゼを毎月一回歩行者天国にするというプロジェクトが始まったばかりでしたが、ニースのテロの影響で当分の間中止となりました。

パリ中心部のセーヌ河畔を夏のあいだ、ビーチに仕立てて観光客に休んで貰う「パリ・プラージュ」は警備を強化し実行されるそうです。





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2016-07-22 09:57:15

単独犯ではなかった

テーマ:社会
21日午後5時半のパリ共和国検事、フランソワ・モランス氏の記者会見

14日夜のニース花火大会後の大型トラックによる大量殺人の犯人に協力した容疑で警察監置されていた5人の容疑者につき400人のテロ対策担当官がマルセイユ、モンペリエ、アジャクシオなどで調査した結果、今まで単独犯と信じられてきたモハメッド・ブーレルにこの5人が協力しただけでなく、1年前からテロを計画し準備していたことが明らかになった。

5人のうち、ひとりはニース在住のチュニジア人で窃盗、麻薬取引など前科がある男、二人目はシュクリ・C、チュニジア国籍で前科は無し、3人目はモハメッドJ、チュニジアとフランスの二重国籍で前科無し、4人目はアルタンH、アルバニア国籍の男、5人目は女性でアルタンHの同棲者でアルバニアとフランスの二重国籍。このふたりのアルバニア人がモハメッド・ブーレルに武器の自動拳銃(765)を提供した。

全員、フランス当局のテロ対策情報機関には探知されていなかった。

テロ対策予審判事の取り調べを現在も受けているが、現在までに分かった事実からもこの5人はトラックを運転し84人を殺害330人を負傷させたテロ実行犯モハメッド・ブーレルの共犯者だったことが判明した。

テロは事前に企画され、計画的に準備された。モハメッド・ブーレルは単独犯ではなく、少なくとも5人の援助を受けていた。

モハメッド・ブーレルのスマホとPCを解析した結果、ブーレルは1年前の同じ場所での花火大会、すなわち2015年7月14日のプロムナッド・デ・ザングレでの花火大会の写真を視ていた。さらに、パリ18区で警官をナタで襲い殺されたのがチュニジア人だったことを確認、電話番号のリストが見つかりそこには上の容疑者5人に電話が載っていた。

さらに電話交信の記録を分析の結果、モハメッド・ブーレルは上の容疑者5人と1278回の交信をしており、5人と準備を進めていた過去が明らかになった。

ブーレルが送ったSMSには、シャルリー・エブド襲撃につき、「おれはシャルリーじゃない。アラーの戦士を連れて来て、彼らが立派な仕事をしたので満足だ」というメッセージが残されていた。


トラックはニースにあるレンタル会社ADAに7月5日にシュクリが12~13日に借りると予約したが後それをキャンセル、別にブーレルが4日にした予約に
従って11日に借りた。12日に現場の事前点検ではシュクリがトラックの助手席に同乗していた。

カラシニコフは昨日7月20日にシュクリの住居の地下室から発見された。この武器が何に使われるかは不明でさらなる調査が必要である。

ダエッシュ(イスラム国)との直接的コンタクトは今もなお確認されていない。


なお、事件当日の国家警察の警備が不十分だった、というエストロジ、地方議会議長の批判を受けて、カズヌーヴ内務相は「警察の警察」に当日の警備の実態を調査するよう依頼した。


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2016-07-21 21:35:48

殺人トラックに飛び乗った勇敢な青年

テーマ:社会
昨日と一昨日はこの地域で大気温36℃、場所により40℃を超える酷暑日だった。プールへ行ったが、芋の子を洗うほどではなかったが泳ぐと人にぶつかる混みよう。夕方、雷が落ち、電話とインターネットは数秒前にコンセントを抜いて紙一重で助かった。夕立のお蔭で今日は少し涼しくなった。


セーヌ河畔
       増水から一か月後のセーヌ河畔。水は澄んで泳ぎたいほど。


7月14日夜のニースでの惨劇の後、フランスの国会では19日に上院、続いて20日には下院で深夜まで討議を続け、結局上下両院とも圧倒的多数で「緊急事態」の6か月延長を可決した。

14日の惨劇の直前にはオランド大統領は7月26日には「緊急事態」を停止すると発言したのだが、急遽、延長を提議することとなった。

野党(主に保守リベラルの共和党、それに極右のFN国民戦線)から政府はテロから国民を守るため十分な措置を取っていない、無能であり大統領、首相、内務大臣は辞任すべきだと突き上げられていたのだが……。

「緊急事態」の施行下にもかかわらず、ニースで大型トラックによる暴走という予想もしなかった手段によるテロで多数の犠牲者を出してしまったことにより、「緊急事態」は単なる今まで通りの法形態の延長というのではなく、より有効な具体的措置を可能にするために憲法の規定に様々な付帯条項が提案され、それぞれにつき上下議会で細かく議論された。

そのため上下とも6時間余の議論がなされた。「緊急事態」があくまで一時的な、例外的なものか? それとも憲法の改定に及ぶ恒常的なものなのか? 根本的な問題について与野党間で激しい論戦が繰り広げられた。

シャルリー・ヘブドとバタクラン劇場襲撃のあと、大統領も首相も「戦争」という言葉を使った。実際の戦争ならば「戒厳令」にあたるが、いまは違った形で、戦争という言葉は比喩的に使われている。実際は秘密裏にフランス軍は、リビア、マリ、などイスラム国と関係ある国へ偵察のために軍人を派遣しており、昨日もリビアで3人の軍人がヘリコプターが墜落し死亡とニュースが流れた。

「緊急事態」を巡る議論は、個人の自由の侵害、人権の問題と公共の秩序、国民の安全確保に関係する重要な問題で、フランスだけでなく、今日本でも現政権が「秘密保護法」と「緊急事態」を成立させようとしてる(既に成立した?)ことにも見られるとおり、インターネットをつうじての情報・表現の自由と、その閲覧を通して過激なテロ行為を実行に移す個人をどうやって事前に発見しテロを阻止することが出来るか? それと、歴史的に軍国主義国家を許してしまった日本の過去の独裁政権による言論・集会の自由への弾圧の危険といった問題をどのように整合させて実際に安全を確保できる体制を築けるのか? が今回のフランス国会での議論を通じて基本に流れる課題だった。

フランスでは共産党が今回の「緊急事態」延長法案に反対した。現行法律だけで十分にテロの危険に対応できる、というのが理由で、基本には個人の自由・人権の侵害への危険があるとの伝統的思想からのもの。

野党からは政府はテロリストの個人的自由を守らねばなどという人権思想、ヒューマニズムに捉われ、充分なテロ対策をしてこなかったと批判があいついだ。

「緊急事態」という法的体制を整えるだけで、具体的なテロの危険のある人物に、GPSで監視できるブラスレットをつけたりしなかった。テロリストの自由を守るなど必要ない事であり、逆にシリアへ行って軍事訓練を受けてフランスへ戻って来た青年など、フランスに敵対する人間なのだから国外追放に処すべきだ、オランド大統領も次の大統領選で、伝統的に左翼に投票する移民、マグレブからのイスラム勢力の票をあてにしてるので(と、これは国会での発言ではないけれど)イスラムに甘いのだ、というのが野党に共通した認識のようだ。

ヴァルス首相は、これに対して、「緊急事態」はあくまで、法治国家の憲法をはじめとする法体系のもとで行われねばならず、共和国の基本思想を逸脱してはならない、と激しく応酬した。

この問題は重要で、むずかしい問題なので、も少し調べ勉強してから、別の機会に書くことにする。

今日は、ずっと具体的なニースの花火大会に、大型トラックがどうやって侵入できたか? をめぐって書こう。

もともとニース市内は3.5トン以上の貨物車は通行が禁止されている。例外はデリバリー(配送)だけ。ニースはフランスで最も監視体制の整った市で、至る所に監視カメラが設置されている。

7月14日の前に、ムハメッド・ブーレルはレンタルした19トントラックで現場を走り事前点検をしている。その様子が監視カメラ(Videosurveillance)にも映っている。なのに、なぜ当局は見逃したのか?

元ニース市長で、共和党副党首でもあるエステロジー氏は、政府が十分な保護体制を取らなかった、事件当日、国家警察の人数は予定以下で活動が不十分だった、と批判した。

リベラシオン紙によれば、監視カメラには、ニース市警察のパトカーが一台だけ、検問所の入り口の道路の海岸側に駐車してあるだけで、国家警察の警察官は一人もいない。トラックを阻止するパトカーは一台もなかった。

これに対し、ベルナール・カズヌフ内務大臣は反論している。トラックが通過したこの最初の検問所は、車の通行を迂回させ、目視による点検をするためのもので、市警察は、打ち合わせで決められた通り、国家警察官をこの場所から移動させた。

国家警察は、保護と検問個所である、プロム・パーテイ Prom'Party のイヴェント・ゾーンの入り口の安全確保をし続けていた。ここには2台のパトカーが縦列駐車してあった。6人の国家警察官がこの場所に居て、この6人が殺人トラックに正面から立ち向かった最初の警官だった、従って、プロムナッド・デザングレに設けられたとProm'Party歩行者天国ゾーンの入口は国家警察が担当する検問所により安全が確保されていた、と内相は付け加えた。

ニース管轄のアルプ・マリテイム県庁は、「トラックが侵入した個所は、パトカーにより道路への侵入が物理的に阻まれており、テロリストの運転する大型トラックは歩道に乗り上げ、検問の通行止めを破り進行した、と証言した。

一方、トラックを運転しテロを実行したモハメッド・ブーレルの住居の家宅捜索により地下室からカラシニコフと銃弾の袋が見つかった。銃弾の入った袋には住所が書いてあり、それはモハメッド・ブーレルがスマホのSMSからメッセージを送った相手、22歳の男の住所だった。

モハメッド・ブーレルのスマホの解析により、グループで数か所でのテロが検討された様子。2015年8月15日の花火大会、2016年1月10日に行われたProm'Classic と呼ばれる競歩大会、さらに7月に行われたサッカーEURO、ヨーロッパ選手権のファン・ゾーン(競技場へ行けないファンのために巨大スクリーンで観戦できる場所)も攻撃候補として挙げられていた模様。

モハメッド・ブーレルは武器に使われた自動拳銃を38歳のアルバニア人男性から手に入れており、この男とその同伴者の40歳の女性、他に3人の男が警察監視下に置かれている。

ところで、モハメッド・ブーレルが凶器として使った19トン大型トラックをスクーターで追いかけ、運転席に飛び乗り、モハメッド・ブーレルを激しく殴り、運転を止めさせた勇敢な青年が居た、ことが今日のニュースで公表された。

青年はフランク Franck という名で、ニース空港に勤務している。14日の花火大会に遅れてしまったが、奥さんを後ろに乗せて、海岸でアイスクリームを食べに行こうとスクーターで現場に近づいた。

そこへ暴走トラックが突っ込んで来た。すぐにテロと気づき、奥さんを降ろし、トラックを追いかけて、運転席のドアに飛びついた。一旦は振り落とされ、トラックの下をくぐったが、走ってドアに飛びつき、運転席に入り込むことに成功。

「正気じゃなかったけど意識ははっきりしていた。死ぬ覚悟っていうか、とことんやってやるって気持ちだった。右利きなんだけど左手で思い切り数回運転手を殴った。顔も数発殴ったよ。ヤツはなんにも言わなかった。手に拳銃を持ってたが、弾を撃ち尽くしたのか壊れてたのか発射しなかった。ほんと言って死ぬところだったね! 警察はおれを犯人の一味、テロリストと思ったらしい。まあ、当然だね。すべてが終わって静かになってから、重要証人として警察に出頭するよう言われた」 

青年は手などを怪我し、病院で手当てを受けている。テロを現場で阻止しようと身体をはって行動する男がいるんだね。こういう人をおれたちも見倣わねばいけないね。政治家はまあ、それなりの役割はあるとしても、口だけというのが庶民の正直な思いだからね。


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2016-07-19 19:20:00

運転手のプロフィール

テーマ:社会
84人の死者、300人にも上る負傷者を出した7月14日夜のニースの暴走トラックを運転していたムハメッド・ブーハルのプロフィールが徐々に明らかになってきた。


白あじさい



チュニジアに住む父親はインタヴューにムハメッドは閉じこもりがちで親にも口をきかず自閉症的な子供で精神科医の処方により治療を受けることになっていたという。

しかし学業は優秀でフランスの大学では建築科の学生となり同級生は頭の良い青年だったと証言している。

だが建築家にはなれず、職業として大型車の免許を取りトラックの運転手をして生計を立てていた。妻からは家庭内暴力で離婚手続きをされ独り暮らしをしていた。

共和国検事フランソワ・モラン氏は
18日に行われた記者会見で、事件直後トラックの運転席とムハメッドの自宅の家宅捜索により押収されたパソコンの解析結果により明らかになった容疑者のプロフィールを公表した。

その前にニースのパスツール病院に運ばれた84人の死者のうち身元が判明できたのは61人で、23人は未だ確認ができていないという。大型トラックにひき殺された遺体は顔かたちも無惨に破壊されてるのだろう。

検事はムハメッドとダエッシュ(イスラム国)との直接的な関係を示す物的証拠はいまだ見つかっていないとした上で、インターネットを通じて容疑者が犯行の2週間ほど前から急激に過激化した様子が確認できたという。

ムハメッドがスマホのSMSで通信した6人のうち一人はアルバニア国籍で自動拳銃を入手しムハメッドに提供した。

7月4日にレンタル会社とコンタクトし、7月11日~14日の期間大型の冷凍貨物トラックをレンタル契約した。値段は1600€で、ムハメッドは銀行にローンを申し込んだが断られ、ATMから1000€を引きだそうとしたが550€しか引き出せなかった。

しかし(自分の車を売った?かして)トラックは借りることが出来、7月12日から数度に渡り現場の事前調査と確認のために海岸通り(プロムナッド・デ・ザングレ)をトラックで通り、ネグレスコホテルの前で停車してセルフィー写真を撮った。これは、通りに設置してある監視カメラにも写っていて確認できた。

インターネットでは数週間前にニースで起きた車がレストランに突入した事件の記事を閲覧しており、意図的に突入した怖ろしい殺人事件というコメントも見た。

人格的には宗教とはずっと無関係で、モスクへも行かず、酒を呑み、豚を食べ麻薬もやっていた。

ボデイービルデイングで魅力的な肉体を作り、同性異性を問わず羽目を外した性的関係を結んでいた。

凶暴な性格で、子供が3人いながら家庭内暴力が絶えず、そのため離婚手続きをしていた。

数週間前からアゴヒゲを生やし始め、家族には「これの意味は宗教的なものだ」と言っていた。

USA、オルランドの乱射事件、フランス、パリ郊外マグナンヴィルMagnanville の警察官夫婦殺害、昨年1月のシャルリ・エブド襲撃などテロの現場写真を熱心に視て、さらにダエッシュ(IS)が人質を首切り処刑する様子を視ている。

このように、もともと自閉症的で急に暴力を振うなど精神的に不安定な性格のうえに、失業と離婚の問題を抱え出口なしの状況にいるときに、セラフィー主義を掲げジハード(聖戦)を唱えるISのプロパガンダは極めて魅力的に映り、救いへの道がそこにあるかのようにたやすく戦列に加わろうという気を起こさせる。

マグナンヴィルの警察官夫婦殺害は犯人の遺書によりイスラム過激派のテロだったが、それまでの自爆テロと違い凶器はナイフが使われた。

爆弾が入手できないなら、ナイフでも棍棒でもクルマでも身の回りにある手に入るなんでも使ってユダヤとアメリカ人とフランス人(とそれに手を貸す国の人間)を殺せ、というISのプロパガンダをインターネットで視るだけで、シリアに行き戦闘訓練を受けず、指導や指示を受けなくてもISの戦士としてテロを実行することが出来るのだ。

19トン積みの大型トラックが通行止めになっていた海岸通りにどうやって侵入できたか? というのがニース市民の間でも問題になっていて、私が視たヤフーのニュースでは「アイスクリームを配送するので」と言って検問を潜り抜けたとあったが、いくらニースの市警と国の警察がお人好しで間抜けでも、花火見物客がぎっしりと埋め尽くしている通りに大型トラックがいくら冷凍車だったとしても鵜呑みにして通すはずがない。後部の扉を開けさせて積み荷を確認すればムハメッドの自転車と木のパレットが5つほど積んであるだけと判ってしまう。

検察当局の発表では、トラックを止めようとパトカーが前を阻んだが、ムハメッドは境の鉄柵を押し倒してトラックを歩道に乗り上げ、海岸通りを突進したという。

トラック防止柵を置けばよかったとか、対戦車砲をぶっ放すべきだったとか、事件後、主に保守の政治家が来年の大統領選挙にからめて社会党政府を糾弾する声を高めているのだが、爆弾を使わず、今までとはまったく違った方法でテロが行われたことに、警察も阻止しようがなかったのが現実で、これは社会党でも保守の共和党が政権に居たとしても変わらない。

政府は、市民から警察予備隊を12000人募集すると発表した。17歳以上のフランス国籍、前科が無い事などが条件。

前大統領のサルコジ氏は、そんな手ぬるい事で、これからも起こる筈のテロが防止できるか。まずは「Sリスト」(シリア、イラクなどへ行き帰って来たテロリストになる可能性のある危険人物)から国外追放に処すべきだ、と政府を批判した。


今回のモハメッドのようにテロを起こすわずか2週間前から急速に過激化した人物を警察は予知できないし、そんなことまで徹底して監視するとなると、個人の人権侵害にふれてしまう。変身に気づいた家族や近親者しか危険を予知し警察に申し出るしかない、という個人の人権侵害とすれすれの予防措置しかない。それを、政府は充分な対策をしなかった、と非難するのは政治利用だと思う。昨日のニースの事件現場の追悼集会にヴァルス首相に対し「人殺し!」「辞任しろ!」とヤジが飛びブーイングが起こったのだが……。

たび重なるテロと犠牲者の増大に、個人の権利にはうるさいフランス人も、81%は自由を犠牲にしても安全を守ってもらった方がいいと世論調査に答えている。

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2016-07-18 19:50:53

フランス・スコットランド祭り

テーマ:音楽
私が住んでる町のサン・ファルジョーから約60キロ南のオービニ・シュル・ネール(Aubigny sur Nerre)では今年もフランス・スコットランド祭りが催された。


スコット1




スコットランドはジャンヌダルクの時代(15世紀)フランスの同盟国としてイングランドと対立していたので、ジャンヌダルクが軍旗を掲げてオルレアン奪回の闘いの先頭に立った時も、フランス軍とともに闘った。


そういう功績を讃えてフランスは、スコットランドのスチュアート家にオービニーの町の城を贈った。



オービニーの城




そんな歴史があって、毎年、7月14日を挟み、この街でスコットランド祭りが開かれる。





バグ・パイプの音が懐かしくて今年もまた出かけた。



フランス・スコットランドだけでなくヨーロッパ各地からパイプ・バンドが集まり、街を練り歩いた後、緑地公園に設けられた舞台で代わる代わる演奏する。



スコット6






すこっと3





この日は陽射しが強く、直射日光化では34・5℃はあっただろうが、暑さの中、分厚い軍服やタータンチェックのマントやスカートを穿いて演奏にいそしむ人々に観衆は拍手を送った。



スコット5




舞台脇の広場には、スコッチ・ウイスキーやタータンチェックの布地などを売るスタンドや、中世の衣装を着た鍛冶屋夫婦がデモをしていたり、見物にワンコも混じって仲間をみつけ嬉しそう。



すこっと4






映画「ブレイブハート」でお馴染の「スコットランド・ザ・ブレイブ」や「アメイジング・グレイス」が鳴るとひときわ盛大な拍手が沸く。



すこっと2





EU離脱を決めたイングランドに対して、スコットランドでは60%以上が残留派。国民投票をもう一度やって、独立を果たすと言うが、どこまでやれるか?


You Tube でこの二曲が聴けるのでリンクしておきます。



Scotland the Brave






 
アメイジング・グレイス










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