次のためのお別れ~シロウちゃんのお話 その2~ | 鳥の保護活動/TSUBASAみらくる日記

次のためのお別れ~シロウちゃんのお話 その2~

こんばんは。柴田です。

先月、引き取ったシロウちゃん@コバタン(約35才)についての続編です。
前回のお話では、なかなか食べてくれないとお伝えさせていただきましたが、
今はちょこちょこと食べてはくれているのですが、これが不思議と体重が上がらず、
スタッフをいつもヒヤヒヤさせている今日この頃です。

前回の、シロウちゃんのお話はコチラ


シロウちゃんの体重を増やす、イコール何が何でも食べてもらう作戦を考えました。

【作戦その1】
 24時間照明に変更して、夜間も食べてもらう作戦。

【作戦その2】
 好きなものがあっても、すぐに飽きてしまうシロウちゃん。
 日替わりできるように、食べてもらうレパートリーを増やしています。

【作戦その3】
 いいストレスは鳥さんにとってはいいこと。
 なので、今日はお客様がお帰りになった後に通路でケージから出してみることに
 しました。
 こういう変化が、もしかしたら食欲にスイッチが入ってくれるかも!、というスタッフ
 みんなの願望です。

 



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ケージの扉を開けると、けっこうすんなり出てきてくれました。
でも、手にはのってくれません。。。
この位置が限界。いいよ、いいよ、焦らずゆっくりやろうね。

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手がイヤならと足を差し出してみました。
すると、シロウちゃんが片足をのせてきてくれました♪ ワチッ♪
「太モモは咬まないでね~、手はいいけど足は咬まれるの慣れてないから~」
と心の中で祈る私。
今日はミックスベジタブルの日で、ニンジン以外はお好きな様子です。


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少しまったり。そして、カメラ目線。
ちょっと、ニヤッとしている気もします。


この後、ケージを所定の位置に戻すと、ふぅ~~~ッといった感じで
ペレットをボリボリと食べてくれているのを目撃しました!
何かがきっかけになって、シロウちゃんの体重が増えて、安定してくれることを
願うばかりです。スタッフの心配はまだまだ続きそうです。

スタッフが朝一番にやることは、鳥たちに「おはよう!」と言いながら、野菜と果物を
それぞれの鳥たちのケージに入れていくことです。
個人的にはこの一日の始まりの儀式はとても好きではありますが、シロウちゃんのことも
そうですが、治療中の鳥たちの部屋に入る時は、いつも緊張します。
ちゃんといつも通り、元気に「おはよう!」とできればいいのですが、残念ながら
そうじゃない日も過去にはありました。
そんな日は、本当にあってはほしくないです、、、

一日も早く、シロウちゃんを皆さまとご対面していただく日がくるように、スタッフ一同
シロウちゃんの心のケアも一緒にがんばっていきたいと思います。