四股 「腰割り」は骨の並びをそろえること | 田中スポーツ医学研究所のブログ

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平成27年1月20日静岡新聞夕刊より。

前回の続き。

『シコトレで健康に?

前回述べたように、腰を深く下ろす必要はありません。無理なく下ろせるところまで、骨の並びがそろえられる(膝が内側に入らない)高さまでにしてください。

この時、膝から下(スネ)の骨を床と垂直に立てることが大切です。骨は長軸方向に加わる力に対しては強く、かつその力が骨をより丈夫にしてくれます。

両足を広げる間隔は、腰を下ろす深さで決まります。腰を下ろした時にスネの骨が真っすぐに立つように両足の間隔をとります。浅く下ろすなら両足の間隔は狭く、イチロー選手のように深く下ろせるようになったら、両足の間隔は広くなります。

スネの骨の下端が内くるぶしです。その真下の踵に重心をのせると、スネの骨で体重を支えることができます。すると脚の筋肉の無駄な力が抜け、股関節はますます緩んできます。

日本人は昔から、骨を上手に使うことを「コツ(骨)」といい伝えてきました。

松田哲博(高砂部屋マネジャー、元大相撲力士)』とのこと。

まず楽に立つことです。