免疫 お腹を空かせると免疫力が上がる? | 田中スポーツ医学研究所のブログ

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FBJ’sファスティングカレッジより。

『【「空腹力」が免疫力を高める】

一食抜くなどして摂取する総カロリーを減らすことは、メタボリックシンドロームなど習慣病を治すうえで効果的ですが、空腹の時間を持つようにする効果はそれだけにとどまりません。空腹であることによって、免疫力が高まるのです。つまり、それだけ病氣にかかる危険性が低くなり、健康に暮らすことができるようになるということです。

最近「免疫力」という言葉がよく使われるようになっていますが、簡単に言ってしまうと、免疫力とは、血液中を泳いでいる白血球の力のことです。白血球は単細胞生物のアメーバと同じようなもので、36億年前に地球上に命が生まれたその原始的な単細胞生物の名残のようなものです。


白血球は、血液という海の中に今でも泳いでいて自分で勝手に動き、ばい菌を食べたり、ガン細胞を食べたり、体の老廃物を食べたりしています。白血球はスカベンジャーと言われるように、体の中の掃除屋です。

この白血球の力が、簡単に言うと免疫力です。われわれがお腹いっぱい食べると、血液中の栄養が多くなります。すると、白血球も腹いっぱいになってしまって、そのときにばい菌が入ってきても、ガン細胞ができていても食べなくなってしまいます。だから、私たちがお腹がいっぱいのときには、免疫力も落ちるわけです。

逆に、私たちがお腹を空かせている状態では、血液中の栄養が悪くなります。すると、白血球もお腹が空いていて、ばい菌が入ってきたり、ガン細胞ができたときになどに、よく食べるというわけです。ということは、免疫力が上がるわけです。人間も動物も病氣をすると食欲が落ちますが、ホメオスタシス(生体恒常性)が働き、病氣を治すために自然に食欲をストップさせるのです。栄養状態を低下させて白血球を空腹にさせ、免疫力を高めるように自然に体が調節するわけです。

つまり、空腹にすることで、白血球の働きがよくなり、免疫力が高まるわけです。免疫力が高まれば当然病氣にかかりにくくなるし、もし病氣であったら病氣を治す力が高まることになります。ですから、1日1回空腹時間をつくれば病氣になりにくい、それまで病氣の人も快方に向かいやすいと言えるわけです。ですから、「空腹力」をつけることが病氣を遠ざけ、治すことになるのです。

(空腹力 ~やせる、若返る、健康になる!~ 石原結實 著)

お腹が鳴ることは良いことです。恥ずかしいことではありませんし、食べないと!と言って慌てる必要はありません♪』とのこと。

ながら食いは注意ですね。