今月のHBRはイノベーション実践論特集だったので、「論」をまとめて振り返る事が出来て良かった
ではメモをピックアップ。
イノベーション戦略マトリックス。
3年以上続いているコア事業に加えて、どれだけの割合で既存・新規事業に投資するかの配分について。
既存だけでも先の大きな利益は作れないし、足元を疎かにして新規に突っ込むのも危険。
そんな経験ある方多いと思いますが、そのポイントを上手くまとめてくれています。
真似ることから生まれるイノベーションの差別化ポイントを整理出来る切り口。
真似ることは学ぶ事。差別化するための競合調査、大切ですよね。
機能だけでなく、ポジション、バリュー、アクティビティ、リソースの観点で差別化を見える化するのは超重要。
同じようなサービスはあるか、いずれでてきますからね。
「製品開発をめぐる6つの誤解」がとても参考になりました!
以前エルさんの話を取り上げましたが、かの有名なIDEOの話も出てくる。
製品の機能を増やした方が顧客は喜ぶという誤解5
「シンプルさこそ、究極の洗練」
見えなくしたり、省いたりすべきものを見極める。
「問題の根底にある本質を掘り起こす」
問題点を明らかにする
顧客へのインタビュー、競合サービスの調査の上で、やり直しを重ねながら、検証、改善、取捨選択していく。
せっかく作ったのに削るのは、超申し訳ないのですが、結果的にこの勇気は重要だし、ユーザーテストオリエンテッドな優先順位の考え方がチームに根付いていると、大変やりやすいですね
理解してくれるチームの皆さんに感謝
今回の特集は、普段意識して実践している内容に近かったので、参考になりました
- Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2012年.../ダイヤモンド社
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